特許
J-GLOBAL ID:201203039359027006

ガスセンサ素子の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人あいち国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-277876
公開番号(公開出願番号):特開2012-127728
出願日: 2010年12月14日
公開日(公表日): 2012年07月05日
要約:
【課題】保護層の機能を維持しながら、その保護層の剥離を防止することができるガスセンサ素子の製造方法を提供すること。【解決手段】ガスセンサ素子の製造方法において、保護層を形成するに当たっては、セラミック粒子21と、焼成により焼失する焼失性粒子22と、有機溶剤からなる溶媒と、溶媒に可溶性の有機バインダ樹脂23とを含有する保護層形成用材料20を作製する保護層形成用材料作製工程と、保護層形成用材料20を素子本体部10の拡散抵抗層17の外表面171上に塗布する塗布工程と、保護層形成用材料20を焼成し、保護層2を形成する焼成工程とを行う。保護層形成用材料20における焼失性粒子22の焼失開始温度は、有機バインダ樹脂23の焼失開始温度よりも高い。【選択図】図6
請求項(抜粋):
酸素イオン伝導性の固体電解質体と、該固体電解質体の一方の面と他方の面とにそれぞれ設けられた被測定ガス側電極及び基準ガス側電極と、上記被測定ガス側電極に接触させる被測定ガスを透過させる多孔質の拡散抵抗層とを有する素子本体部と、該素子本体部において上記被測定ガスを導入する上記拡散抵抗層の外表面上に形成された保護層とを備えたガスセンサ素子を製造する方法であって、 上記保護層を形成するに当たっては、少なくとも、セラミック粒子と、焼成により焼失する焼失性粒子と、水又は有機溶剤からなる溶媒と、該溶媒に可溶性の有機バインダ樹脂とを含有する保護層形成用材料を作製する保護層形成用材料作製工程と、 上記保護層形成用材料を上記素子本体部の上記拡散抵抗層の上記外表面上に塗布する塗布工程と、 上記保護層形成用材料を焼成し、上記保護層を形成する焼成工程とを行い、 上記保護層形成用材料における上記焼失性粒子の焼失開始温度は、上記有機バインダ樹脂の焼失開始温度よりも高いことを特徴とするガスセンサ素子の製造方法。
IPC (2件):
G01N 27/41 ,  G01N 27/409
FI (5件):
G01N27/46 325D ,  G01N27/46 325G ,  G01N27/46 325H ,  G01N27/46 325Z ,  G01N27/58 B
Fターム (9件):
2G004BB01 ,  2G004BD04 ,  2G004BF02 ,  2G004BF05 ,  2G004BF07 ,  2G004BF09 ,  2G004BG05 ,  2G004BJ02 ,  2G004BM07
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (7件)
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