特許
J-GLOBAL ID:201203047591611183

複合制震ダンパー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 千春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-114521
公開番号(公開出願番号):特開2012-241848
出願日: 2011年05月23日
公開日(公表日): 2012年12月10日
要約:
【課題】簡易な構造によって、構造物に生じる様々な振動に対して、構造物の振動特性の制御による揺れの抑制効果とエネルギー吸収による制震効果とを同時に奏することが可能になる制震ダンパーを提供する。【解決手段】一端部11aが一方の構造物の架構に接続されて他端部11bが自由端となる第1の軸部材11と、第1の軸部材11に添設されて一端部12aが構造物の架構に接続されるとともに他端部12bが自由端となる第2の軸部材12と、これら第1および第2の軸部材11、12間に介装された粘弾性体13を備えた粘弾性ダンパーに、第1および第2の軸部材11、12の相対変位を円盤23の回転運動に変換して、円盤23の回転慣性質量による慣性力によって上記相対変位に対する復元力を生じさせる回転慣性質量ダンパー20を並列的に設けた。【選択図】図1
請求項(抜粋):
振動によって相対変位を生じる構造物の架構の一対の部材間に介装されて、上記相対変位を抑制するとともに上記振動のエネルギーを吸収する複合制震ダンパーであって、 一端部が一方の上記部材に接続されて他端部が自由端となる第1の軸部材と、この第1の軸部材に添設されて一端部が他方の部材に接続されるとともに他端部が自由端となる第2の軸部材と、これら第1および第2の軸部材間に介装された粘弾性体とを備えた粘弾性ダンパーに、上記第1および第2の軸部材の相対変位を円盤の回転運動に変換して、当該円盤の回転慣性質量による慣性力によって上記相対変位に対する復元力を生じさせる回転慣性質量ダンパーを並列的に設けたことを特徴とする複合制震ダンパー。
IPC (5件):
F16F 15/02 ,  E04H 9/02 ,  F16F 15/04 ,  F16F 7/00 ,  F16F 7/12
FI (7件):
F16F15/02 C ,  E04H9/02 351 ,  E04H9/02 341A ,  F16F15/04 A ,  F16F15/02 Z ,  F16F7/00 B ,  F16F7/12
Fターム (23件):
2E139AA01 ,  2E139AA05 ,  2E139AC19 ,  2E139BA04 ,  2E139BA17 ,  2E139BA30 ,  2E139BA50 ,  2E139BB02 ,  2E139BB20 ,  2E139BC04 ,  3J048AA06 ,  3J048AD07 ,  3J048BC09 ,  3J048BD08 ,  3J048BF14 ,  3J048DA03 ,  3J048EA38 ,  3J066AA26 ,  3J066BA01 ,  3J066BA03 ,  3J066BB01 ,  3J066BD05 ,  3J066BF01
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (3件)
  • 複合制振ブレース
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-116490   出願人:大成建設株式会社
  • 制振装置およびその組み込み構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2008-282301   出願人:日本精工株式会社, 清水建設株式会社
  • 上下免震機構
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-188097   出願人:清水建設株式会社

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