特許
J-GLOBAL ID:201203048561622349

レーダ受信信号処理装置とその方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (18件): 蔵田 昌俊 ,  河野 哲 ,  中村 誠 ,  福原 淑弘 ,  峰 隆司 ,  白根 俊郎 ,  村松 貞男 ,  野河 信久 ,  幸長 保次郎 ,  河野 直樹 ,  砂川 克 ,  勝村 紘 ,  佐藤 立志 ,  岡田 貴志 ,  堀内 美保子 ,  竹内 将訓 ,  市原 卓三 ,  山下 元
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-260632
公開番号(公開出願番号):特開2012-018155
出願日: 2010年11月22日
公開日(公表日): 2012年01月26日
要約:
【課題】 同程度の周波数変化を持つ目標信号と不要信号が混在するレーダ受信信号から、目標信号のみを的確に検出する。【解決手段】 レーダ受信信号を周波数領域に変換することで周波数スペクトルを取得し(ステップS11)、取得された周波数スペクトルをエコー群それぞれの密度関数の和(混合密度関数)でモデリングし(ステップS12)、混合密度関数のパラメータの最適値を学習することにより推定し(ステップS13)、推定したパラメータから目標信号の平均ドップラー周波数、スペクトル幅及び受信電力を算出し、観測結果として出力する(ステップS14)。上記モデリングに際して、エコー群の周波数スペクトルを混合密度関数に当て嵌め、その当て嵌まり具合をペナルティ付きの尤度関数でもって評価するものとし、前記尤度関数のペナルティ項には、事前に測定した単独エコーの受信電力、ドップラー周波数、スペクトル幅の少なくともいずれかを用いる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
一定周期で繰り返し得られるレーダ受信信号からエコー群それぞれがもつ、平均ドップラー周波数、スペクトル幅、受信電力から決定される周波数スペクトルを取得する取得手段と、 前記取得されたレーダ受信信号の周波数スペクトルの形状を前記エコー群それぞれの密度関数の和によりモデリングする処理を繰り返して学習することにより最適な混合密度関数を推定する推定手段と、 前記推定された混合密度関数のパラメータから前記レーダ受信信号に含まれる任意のエコーの情報を抽出する抽出手段と を具備し、 前記推定手段は、 前記エコー群からなる周波数スペクトルを混合密度関数に当て嵌め、その当て嵌まり具合をペナルティ付きの尤度関数でもって評価し、前記尤度関数の隠れ変数を算出し前記ペナルティ付き尤度関数の期待値を前記混合密度関数の各パラメータについて最大化する、という手順を前記パラメータの値が収束するまで繰り返すことで、前記ペナルティ付きの尤度関数が最大となるパラメータを推定するものとし、 前記エコー群の持つ平均ドップラー周波数、スペクトル幅及び電力値の統計的性質から混合密度関数の各パラメータが従う事前分布を決定し、前記事前分布を前記ペナルティとして尤度関数に付加することで前記ペナルティ付き尤度関数を決定することとし、 前記事前分布の決定処理において、前記レーダ受信信号の単独エコーを予め観測することで、前記事前分布の統計量を算出し決定することとし 前記尤度関数のペナルティ項には、事前に測定した単独エコーの受信電力、ドップラー周波数、スペクトル幅の少なくともいずれかを用いることを特徴とするレーダ受信信号処理装置。
IPC (2件):
G01S 13/534 ,  G01S 13/95
FI (2件):
G01S13/534 ,  G01S13/95
Fターム (9件):
5J070AC06 ,  5J070AH19 ,  5J070AH31 ,  5J070AH35 ,  5J070AK18 ,  5J070AK19 ,  5J070AK22 ,  5J070AK28 ,  5J070BA01
引用特許:
審査官引用 (7件)
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引用文献:
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