特許
J-GLOBAL ID:201203056253845526

高圧ポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-178110
公開番号(公開出願番号):特開2012-211598
出願日: 2012年08月10日
公開日(公表日): 2012年11月01日
要約:
【課題】開弁時に流入室と弁体の下流側との差圧を確保し、閉弁時に流入室と弁体の下流側との差圧を急速に減少することの可能なリリーフ弁を備えた高圧ポンプを提供する。【解決手段】高圧ポンプ10は、吐出通路114と加圧室121とを連通するリターン流路60にリリーフ弁50を備える。リリーフ弁50を構成する弁体51は、弁シート52からリターン流路60の軸方向に延びる軸部53、その軸部53の弁シート52と反対側からリターン流路60の内壁側に延びる受圧部54、その受圧部54の径外側の外縁から弁シート52と反対側に延びるガイド部55、受圧部54を板厚方向に通じる連通孔59を有する。そのため、リリーフ弁50は、高圧ポンプ10のプランジャ13の1圧送分の吐出量と同量またはそれに近い容量の燃料を、高圧ポンプの1回の吸入行程で吐出通路114から加圧室121へ流すことが可能である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
軸方向に往復移動可能なプランジャと、 前記プランジャの往復移動によって燃料が加圧される加圧室を有するポンプボディと、 前記加圧室で加圧された燃料を吐出する吐出弁と、 前記吐出弁の下流側の高圧側燃料通路と前記吐出弁の上流側の低圧側燃料通路とを連通するリターン流路の内壁に形成された弁座に着座することで前記リターン流路を閉塞し、前記弁座から離座することで前記リターン流路を開放する弁体、および、前記弁体を所定の付勢力で前記弁座側へ付勢する付勢手段を有するリリーフ弁と、を備えた高圧ポンプにおいて、 前記リリーフ弁の前記弁体は、前記弁座に着座及び離座する弁シート、その弁シートから前記リターン流路の軸方向に延びる軸部、その軸部の前記弁シートと反対側から前記リターン流路の内壁側へ延びる受圧部、その受圧部の外縁から前記弁シートと反対側に延びて前記リターン流路の内壁に摺接するガイド部、および、前記弁座と前記受圧部との間に形成される流入室と前記弁体の下流側の前記リターン流路とを連通する連通孔を有し、 前記リリーフ弁は、前記プランジャの1圧送分の吐出量と同量またはそれに近い容量の燃料を、前記高圧ポンプの1回の吸入行程で前記高圧燃料通路から前記低圧燃料通路へ流すことが可能であることを特徴とする高圧ポンプ。
IPC (3件):
F02M 59/46 ,  F02M 55/00 ,  F02M 55/02
FI (3件):
F02M59/46 Y ,  F02M55/00 D ,  F02M55/02 350E
Fターム (13件):
3G066AA02 ,  3G066AB02 ,  3G066AD02 ,  3G066AD12 ,  3G066BA28 ,  3G066CA01S ,  3G066CA05U ,  3G066CA08 ,  3G066CA09 ,  3G066CA20T ,  3G066CE02 ,  3G066CE13 ,  3G066CE22
引用特許:
出願人引用 (10件)
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審査官引用 (10件)
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