特許
J-GLOBAL ID:201203064075364406

検査対象受体、その検査対象受体を備えた液体混合システム、及びその液体混合システムを用いる液体混合方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-120226
公開番号(公開出願番号):特開2012-247342
出願日: 2011年05月30日
公開日(公表日): 2012年12月13日
要約:
【課題】遠心力付与装置の検査用回転パターンを変えることなく、かつ遠心力付与装置以外の装置を必要とすることなく、検査対象受体内の検体と試薬とが混合するタイミングを変えることができる。【解決手段】 マイクロチップ1の板部材2の流路形成面2Aには、検体投入部3と、第1流路21と、貯留槽16と、混合槽20と、第2流路22と、が形成されている。第1流路21は、マイクロチップ1が遠心力CFの向きに対して第1の回転角度30°以上に自転された際に、投入された検査対象の液体ELが液体投入部3から貯留槽16に流れるよう形成されている。第2流路22は、マイクロチップ1が遠心力CFの向きに対して第1の回転角度30°より大きな第2の回転角度60°以上に自転された際に、貯められた検査対象の液体ELが貯留槽16から混合槽20に流れるよう形成されている。【選択図】図2
請求項(抜粋):
回転体と、 前記回転体上に設けられ、所定の流路形成面を有する検査対象受体を保持可能な保持体と、 前記回転体を回転させ、前記保持体により保持された前記検査対象受体の前記所定の流路形成面に平行な方向に遠心力を付与する公転駆動部と、 前記保持体により保持された前記検査対象受体の所定の流路形成面に直交する自転軸線を中心にして前記保持体を複数の所定の回転角度に変更する自転駆動部と、を備える遠心力付与装置に使用される検査対象受体であって、 前記検査対象受体の所定の流路形成面には、 検査対象の液体が投入される検体投入部と、 検査対象の液体が貯留可能に形成された貯留槽と、 前記検査対象受体が前記遠心力の向きに対して前記複数の所定の回転角度のうち第1の回転角度以上に自転された際に、前記検体投入部から供給される検査対象の液体が前記貯留槽へ流れるよう形成された第1流路と、 検査対象の液体と試薬とを混合する混合槽と、 前記検査対象受体が前記遠心力の向きに対して前記第1の回転角度より大きな第2の回転角度以上に自転された際に、前記貯留槽に貯められる検査対象の液体が前記混合槽へ流れるよう形成された第2流路と、 を備えることを特徴とする検査対象受体。
IPC (3件):
G01N 35/08 ,  G01N 35/00 ,  G01N 37/00
FI (3件):
G01N35/08 A ,  G01N35/00 D ,  G01N37/00 101
Fターム (5件):
2G058DA07 ,  2G058EA14 ,  2G058EB11 ,  2G058FA01 ,  2G058GA02
引用特許:
審査官引用 (5件)
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