特許
J-GLOBAL ID:201203076943097400

燃焼制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 長谷川 芳樹 ,  黒木 義樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-088244
公開番号(公開出願番号):特開2012-219753
出願日: 2011年04月12日
公開日(公表日): 2012年11月12日
要約:
【課題】予混合圧縮着火燃焼において、シリンダのボア壁への燃料の付着による未燃HCと燃料の過拡散による未燃HC・COとを低減することができる燃焼制御装置を提供する。【解決手段】ECUのインジェクタ制御部は、クランク角が最初の燃料噴射開始時期に相当する、つまりインジェクタから噴射される燃料がリップ部7に到達し且つシリンダ3のボア壁面3aに到達しないような位置にピストン4が達する時期に相当するときは、最初の燃料噴射を開始するようにインジェクタを制御する。そして、インジェクタ制御部は、クランク角が最後の燃料噴射終了時期に相当する、つまりインジェクタから噴射される燃料がリップ部7に到達し且つキャビティ6aにおけるリップ部7の下方領域に到達しないような位置にピストン4が達する時期に相当するときは、最後の燃料噴射を終了するようにインジェクタを制御する。【選択図】図5
請求項(抜粋):
シリンダ内に往復昇降自在に設けられたピストンを有し予混合圧縮着火燃焼を行うエンジンの燃焼制御装置において、 前記シリンダ及び前記ピストンにより形成される燃焼室内に燃料を噴射する燃料噴射弁と、 前記燃料を複数回に分割して噴射させるように前記燃料噴射弁を制御する噴射弁制御手段とを備え、 前記ピストンの上部には、前記燃焼室の一部をなす凹状のキャビティが設けられており、 前記キャビティを形成する前記ピストンの内壁面の上端部には、前記ピストンの内側に突出したリップ部が設けられており、 前記噴射弁制御手段は、前記ピストンが圧縮上死点よりも前の第1昇降位置に達したときに、最初の燃料噴射を開始するように前記燃料噴射弁を制御する第1制御手段と、前記ピストンが前記第1昇降位置よりも前記圧縮上死点側の第2昇降位置に達するまでに、最後の燃料噴射を終了するように前記燃料噴射弁を制御する第2制御手段とを有し、 前記第1昇降位置は、前記燃料噴射弁から噴射される燃料が前記リップ部に到達し且つ前記シリンダのボア壁に到達しないような位置であり、 前記第2昇降位置は、前記燃料噴射弁から噴射される燃料が前記リップ部に到達し且つ前記キャビティにおける前記リップ部の下方領域に到達しないような位置であることを特徴とする燃焼制御装置。
IPC (3件):
F02D 41/38 ,  F02D 41/04 ,  F02F 3/26
FI (3件):
F02D41/38 B ,  F02D41/04 380C ,  F02F3/26 C
Fターム (8件):
3G301HA02 ,  3G301KA08 ,  3G301MA11 ,  3G301MA18 ,  3G301MA23 ,  3G301PE01Z ,  3G301PE03Z ,  3G301PF03Z
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る