特許
J-GLOBAL ID:201203084485731920
一検体用多重培養装置
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-135543
公開番号(公開出願番号):特開2012-147678
出願日: 2009年05月14日
公開日(公表日): 2012年08月09日
要約:
【課題】長期培地自動交換、効率的な培養方法、コンタミネーション、感染症等の対策に閉鎖系培養装置の開発、医療機器としての開発にモニタリングの遠隔操作を課題とした開発。【解決手段】閉鎖系培養装置の培養容器蓋部分にダイヤフラムポンプ機能を装着、培地注入口は培養容器底部中央部に、湧出培地を四方に分散させるため、整流板を取り付け、排出口は培養容器上部に設け、長期培地交換と多孔体足場シートを回転させる多重培養法で、培養細胞シート面に付着した浮遊老廃物、沈下老廃物を離脱させ、培地内を回転移動する事で、培地との接触効率を促進させる。細胞培養状態をカメラ、pH測定装置を取り付け遠隔操作でモニタリングを可能にした一検体用多重培養装置。【選択図】図2
請求項(抜粋):
炭酸ガスインキュベーター内を滅菌、温度、湿度、酸素、二酸化炭素、窒素分圧等を制御した環境内で、細胞・組織を培養する装置で、培地槽から培養容器注入側に、培養容器排出側から培地槽に循環配管を行い、培地注入側配管と培地排出側配管の途中に逆流防止装置を備え、培養容器蓋部分に生体適合材料からなる伸縮可能な合成ゴム製のダイヤフラムを固定し、合成ゴム製のダイヤフラムに直動アクチュエーターのシリンダーと連動可能な状態にジョイントで連結し、直動アクチュエーターのシリンダーを伸縮させることで、合成ゴム製のダイヤフラムを介して培養容器内培地に加圧、減圧を行い、培養容器内の培地交換を行う。培養容器内部培地の減圧時は体積を膨張させ、培地が注入され、直動アクチュエーターのシリンダーを伸長させ合成ゴム製のダイヤフラムを培養容器内部側に挿入し、培養容器内培地の体積を縮小させ培地の排出を行い、培養容器内培地の自動交換を行う。培地注入口は培養容器底面中央から、培地排出口は培養容器上部側面から排出させる。培養容器底面中央培地注入口より上部に隙間をあけた位置に整流板を設け、注入培地を四方に分散させる。さらに培養容器側面から回転足場固定具を挿入できるように培養容器側面に挿入窓を設け、足場固定部にはシート状足場を固定し、足場固定部を足場支持体に装着した回転足場固定具を培養容器に固定する。培養容器に固定したシート状足場に培養細胞を播種する。回転足場固定具の足場支持体の一部は培養容器外部に出るように構成し、回転アクチュエーターのシリンダーにジョイントで連動可能な状態に固定する。培養容器にダイヤフラムポンプを備え、培地槽から培養容器へ、培養容器から培地槽へ培地を循環させ細胞・組織の還流培養を行い培養後は培養細胞、培養培地と接触したパーツすべてを廃棄処分可能とした一検体用多重培養装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (11件):
4B029AA03
, 4B029AA08
, 4B029AA14
, 4B029BB11
, 4B029CC02
, 4B029CC03
, 4B029CC07
, 4B029DG06
, 4B029DG08
, 4B029EA16
, 4B029GB06
引用特許:
出願人引用 (8件)
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特開平4-356184
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培養装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-258030
出願人:オリンパス株式会社
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ガス透過性バッグを用いた加圧培養装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2003-150552
出願人:東京大学長, 株式会社カネカ
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