特許
J-GLOBAL ID:201203089213567553
超音波診断装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人YKI国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-230405
公開番号(公開出願番号):特開2012-081115
出願日: 2010年10月13日
公開日(公表日): 2012年04月26日
要約:
【課題】超音波診断装置において、受信信号に含まれる不要信号成分が抑圧されるようにする。特に、受信信号列方向に沿った位相分布において折り返しが生じているような場合においても位相の乱れを的確に評価できるようにする。【解決手段】遅延処理後かつ加算処理前の複数の受信信号が複数の複素信号に変換される。複数の複素信号に基づいて隣接チャンネルごとに位相差が演算される。位相差の平均値が位相の乱れ度合いを示すものとして求められ、その平均値に基づいて受信信号の利得を可変するための係数が演算される。受信信号列方向にそって位相が大きく乱れている場合には平均値が大きくなり、これにより係数が小さくなる。その結果、受信信号の利得が小さくされ、不要信号成分が効果的に抑圧される。【選択図】図2
請求項(抜粋):
超音波を送受波し、複数の素子受信信号を出力する複数の振動素子と、
前記複数の素子受信信号に対して遅延処理を施す遅延処理手段と、
前記遅延処理後の複数の素子受信信号に対して複素変換処理を適用することにより複数の複素信号を生成する複素変換処理部と、
前記複数の複素信号からなる信号列において隣接信号間で複素演算を実行することにより複数の位相差を求める位相差演算部と、
前記複数の位相差に基づいて不要信号成分抑制用の係数を求める係数算出部と、
前記係数に基づいて前記複数の素子受信信号に基づく受信信号の利得が可変されるようにする利得可変部と、
を含むことを特徴とする超音波診断装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (10件):
4C601BB06
, 4C601EE04
, 4C601GB03
, 4C601JB11
, 4C601JB24
, 4C601JB37
, 4C601JB47
, 4C601JB48
, 4C601JC06
, 4C601KK12
引用特許:
引用文献:
前のページに戻る