特許
J-GLOBAL ID:201203092145847292

補機用油圧式オートテンショナ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 鎌田 文二 ,  中谷 弥一郎 ,  鎌田 直也 ,  清水 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-112214
公開番号(公開出願番号):特開2012-241794
出願日: 2011年05月19日
公開日(公表日): 2012年12月10日
要約:
【課題】ダンピング荷重が小さく、高振幅の低温条件下においてもダンピング荷重の低下を抑制することができるようにした補機用油圧式オートテンショナを提供することである。【解決手段】スリーブ4とロッド5の摺動面間に形成されるリーク隙間26の大きさを15〜45μmとし、チェックボール20の開閉量を0.4〜1.0mmとする。シリンダ1内に封入されるオイルとして、40°C時の動粘度が20〜50mm2/s、100°C時の動粘度が5〜10mm2/sの低粘度オイルを採用し、高振幅の低温条件下においてもダンピング荷重の低下を抑制する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
作動油が入れられた底付きシリンダの底部上面にスリーブ嵌合孔を設け、そのスリーブ嵌合孔内に下端部が挿入されたスリーブの内部にロッドの下端部を摺動自在に挿入して、そのスリーブ内に圧力室を形成し、前記ロッドの上部に設けられたばね座とシリンダの内底面間に、シリンダとロッドを伸張する方向に付勢するリターンスプリングを組込み、前記ばね座にリターンスプリングの上部を覆う筒状のスプリングカバーを設け、前記シリンダの上側開口部内に組込まれたシール部材の内周をスプリングカバーの外周に弾性接触させて、前記シリンダとスリーブ間に形成されたリザーバ室の貯留オイルの油面上に密閉された空気溜りを形成し、前記スリーブと前記スリーブ嵌合孔の嵌合面間に前記リザーバ室と前記圧力室を連通する油通路を設け、前記スリーブの下端部内に、圧力室の圧力がリザーバ室の圧力より高くなると閉じて圧力室と油通路の連通を遮断するチェックバルブを設け、そのチェックバルブが、弁孔を有するバルブシートと、そのバルブシートの弁孔を圧力室側から開閉するチェックボールと、そのチェックボールの開閉量を規制するバルブリテナとからなる補機用油圧式オートテンショナにおいて、 前記スリーブとロッドの摺動面間に形成されるリーク隙間が15〜45μmとされ、前記チェックボールの開閉量が0.4〜1.0mmとされ、前記オイルが、40°C時の動粘度が20〜50mm2/s、100°C時の動粘度が5〜10mm2/sの低粘度オイルからなることを特徴とする補機用油圧式オートテンショナ。
IPC (1件):
F16H 7/12
FI (1件):
F16H7/12 A
Fターム (6件):
3J049AA01 ,  3J049BB05 ,  3J049BB13 ,  3J049BB26 ,  3J049BB35 ,  3J049CA03
引用特許:
審査官引用 (5件)
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