特許
J-GLOBAL ID:201203092205567146

組織締付具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 棚井 澄雄 ,  志賀 正武 ,  鈴木 三義 ,  高柴 忠夫 ,  増井 裕士 ,  鈴木 史朗 ,  橋本 宏之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-167660
公開番号(公開出願番号):特開2012-196584
出願日: 2012年07月27日
公開日(公表日): 2012年10月18日
要約:
【課題】2つの生体組織を挟み込んで圧迫により生体組織を虚血壊死させて、これら2つの生体組織を癒着させるために最適な初張力をコイルに付与することができる組織締結具を提供すること。【解決手段】2つの生体組織を密着させて締め付ける組織締付具の製造方法であって、以下の工程を含む。金属からなる線材の一端を軸体に固定し、前記線材の軸回りに前記線材をねじりつつ、前記軸体の外周に前記線材を巻いてコイルを成形する工程。前記線材に超弾性を付与する熱処理を行う工程。超弾性が付与された前記線材を、前記線材が弾性変形可能な範囲で変形させて、前記コイルの巻き方向を前記コイルを成形する工程で巻いた前記コイルの巻き方向と逆にする工程。この製造方法においては、前記コイルの巻き方向を逆にする工程の後に、前記コイルの圧縮方向への初張力が前記コイルに作用している。【選択図】図1
請求項(抜粋):
2つの生体組織を密着させて締め付けるばね性を有する組織締付具であって、 2つの生体組織を密着させるためのコイル状の組織固定部と; 前記組織固定部と連なり、前記組織固定部の第1のコイル径よりも大きい第2のコイル径を有するバネ部と; 前記2つの生体組織の一方を押圧するために、前記バネ部と連なり、且つ前記バネ部の前記第2のコイル径よりも大きい第3のコイル径で少なくとも1巻き以上のコイル状に線材によって形成された組織押圧部と;を備え、 前記組織押圧部は、前記組織固定部によって前記2つの生体組織を密着させたときに前記2つの生体組織の一方を押圧するように、前記バネ部側とは反対側に向いて形成された押圧面を有し、 前記組織押圧部は、前記押圧面から前記組織押圧部の前記線材の端部に向かうにつれて前記押圧面から離間する方向に前記線材と交差するように曲げられた曲げ部を備え、 前記組織押圧部の前記線材の前記端部は、前記押圧面よりも前記バネ部側の空間に配置される、 組織締付具。
IPC (1件):
A61B 17/11
FI (1件):
A61B17/11
Fターム (4件):
4C160CC02 ,  4C160CC06 ,  4C160CC32 ,  4C160FF42
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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