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J-GLOBAL ID：201302211085932093   整理番号：13A1605519

DSC,TMA及びFBMにより調べたκ-カラジーナンのゲル-ゾル転移温度の詳細な研究

Detailed investigation of gel-sol transition temperature of κ-carrageenan studied by DSC, TMA and FBM

著者 (5件)： IIJIMA Mika (Nagasaki Univ., 1-14, Bunkyo, 852-8521, Nagasaki, JPN) ,  TAKAHASHI Masato (Shinshu Univ., 3-15-1, Tokida, 386-8567, Ueda, Nagano, JPN) ,  HATAKEYAMA Tatsuko (Lignocel Res., 73-8, Yatsumata, 910-3558, Fukui, JPN) ,  HATAKEYAMA Hyoe (Lignocel Res., 73-8, Yatsumata, 910-3558, Fukui, JPN) ,  HATAKEYAMA Hyoe (Fukui Univ. of Technol., Gakuen, 910-8505, Fukui, JPN)
資料名： Journal of Thermal Analysis and Calorimetry  (Journal of Thermal Analysis and Calorimetry)
巻： 114  号： 2  ページ： 895-901  発行年： 2013年11月 
JST資料番号： H0095C  ISSN： 1388-6150  CODEN： JTHEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： κ-カラジーナンの広い温度範囲のゲル-ゾル転移を示差走査熱量測定(DSC),熱機械分析(TMA)及び落球法(FBM)により精密に調べた。転移温度が290から350Kの範囲のκ-カラジーナンは熱可逆性ヒドロゲルの代表的試料として使用される。転移開始は会合二重螺旋の弱い架橋区域の解離に帰され,TMAによる膨張係数の変化とDSCによる吸熱変位として検出された。DSCによる吸熱のピーク温度は正から負の値へ膨張が変化する温度と良好に一致し,この温度は二重螺旋会合の解離で生じるゲル-ゾル転移に帰された。FBMで測定した転移温度はDSCとTMAで得た温度より高い温度で認められ,二重螺旋の分解に帰された。Copyright 2013 Akademiai Kiado, Budapest, Hungary Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *カラジーナン ,  *ヒドロゲル ,  *ゾル-ゲル転移 ,  二重螺旋 ,  熱分解 ,  *示差走査熱量測定 ,  熱機械分析 ,  転移温度 ,  膨張係数 ,  *κカラギーナン
準シソーラス用語： *κカラジーナン

分類 (2件)： 糖質・糖鎖一般  (EB06010I) ,  高分子溶液の物理的性質  (CG02013S)

タイトルに関連する用語 (7件)： DSC ,  TMA ,  κ-カラジーナン ,  ゲル ,  ゾル ,  転移温度 ,  研究