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J-GLOBAL ID：201302214898252447   整理番号：13A0530693

世界のアスパラガス生産の現状と展望〔15〕15.世界および国内各地で問題となる茎枯病対策~発生生態とタイおよび国内産地の対策事例~

著者 (7件)： 園田高広 (酪農学園大) ,  元木悟 (明治大 農) ,  甲村浩之 (県立広島大 生命環境) ,  尾崎行生 (九大 大学院農学研究院) ,  瀧澤民雄 (ちくま農業協同組合) ,  山口貴之 (岩手県農業研究セ) ,  松永邦則 (パイオニアエコサイエンス)
資料名： 農業および園芸  (Agriculture and Horticulture)
巻： 88  号： 3  ページ： 341-349  発行年： 2013年03月01日 
JST資料番号： G0801A  ISSN： 0369-5247  CODEN： NOOEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： アスパラガス茎枯病は世界的に重大な被害をもたらし,本邦においても西南暖地で発生し重大化している。本稿では,西南暖地における発生生態と国内生産地およびその参考としてのタイにおける防除実例などを紹介した。本病害は茎全体に枯れ症状を示し,土壌の病原菌が雨滴に跳ね上げられる事が直接の感染経路であり,伸長にともなって病斑が拡大する。従って,防除には施設栽培化,マルチなど栽培的防除法が望ましく,圃場では薬剤散布のほか罹病株の圃場外での処理が肝要となる。各事例では,初期防除,モミガラ堆肥施用などの対処法が紹介さている。

シソーラス用語： *アスパラガス ,  *植物病害 ,  Phomopsis ,  発生生態 ,  *栽培的防除 ,  感染経路 ,  露地栽培 ,  マルチ栽培 ,  施設栽培 ,  圃場整備 ,  栽培管理 ,  栽培 ,  総合防除 ,  病害防除
準シソーラス用語： Asparagus officinalis ,  Phomopsis asparagi ,  タイ ,  *茎枯病 ,  事例 ,  病徴 ,  圃場管理 ,  防除対策 ,  野菜栽培 ,  罹病

分類 (3件)： 野菜  (FC03043X) ,  菌類による植物病害  (FC04052Y) ,  栽培的防除  (FC05020Q)

引用文献 (24件)：

• 芦沢俊行・浅利覚・内田勉 1983. アスパラガス茎枯病の発生生態と防除に関する研究.山梨農試研報23:99-115.
• Bubálc, F. 1906. Zwiter beitrag zur pilzfiora von Montenegro. Phomopsis Asparagi (Sacc.) Bubák-Phoma Asparagi Sacc., Bill. De l'Herbier Boissier 2: 393-408.
• Davis, R. D. 2002. Management of three newly recorded asparagus disease in Queensland will require adoption of new production strategies. Acta Hortic. 589: 365-371.
• 福富雅夫・松代平治・立知本正夫・森川千春 1990. アスパラガス立枯病および茎枯病の併発症状組織の走査電子顕微鏡観察,日植病報 56:362.
• 福富雅夫 1994. アスパラガス茎の老若と茎枯病感受性との関係. 日植病報 60 (3) : 256.

タイトルに関連する用語 (9件)： 世界 ,  アスパラガス ,  現状 ,  展望 ,  茎枯病 ,  対策 ,  発生生態 ,  タイ ,  産地