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J-GLOBAL ID:201302217167831811   整理番号:13A1266141

出穂後の平均気温が酒米品種「山田錦」のデンプン特性とタンパク質組成に及ぼす影響

著者 (7件):
資料名:
巻: 80  号:ページ: 249-254  発行年: 2013年07月01日 
JST資料番号: F0679A  ISSN: 0018-3490  CODEN: HOKUA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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酒米「山田錦」は日本酒の原料として需要が高く兵庫県の特産物となっているが,近年,高温登熟による酒造適性の変化が問題となっている。そこで様々な温度条件下で栽培した「山田錦」を用いて,酒造適性に関わる成分特性を調査した。高温下で登熟した米では,アミロース含有率の低下と精米粉の糊化開始温度の上昇が認められた。さらに,出穂後30日間の平均気温と,易消化性タンパク質顆粒に蓄積されるタンパク質の割合との間に有意な正の相関が,難消化性タンパク質顆粒に蓄積されるタンパク質の割合との間に有意な負の相関がそれぞれ存在することが明らかになった。登熟中期にあたる出穂後11~20日の平均気温は,アミロース含有率,精米粉の糊化開始温度,タンパク質組成のいずれとも強い相関を示した。兵庫県で高温登熟対策として作期調節を行う場合,出穂後11~20日の高温を回避することが重要であり,これらは,将来北海道が温暖化に直面した場合に水稲が受ける品質に対する影響に関しても有用な知見と考えられる。(著者抄録)
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分類 (1件):
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稲作 
引用文献 (15件):

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