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J-GLOBAL ID:201302203649652239   整理番号:13A0150916

穀粒成熟中の温度はイネ(Oryza sativa L>)のタイプII/タイプI蛋白質粒の比と澱粉糊化特性に影響する

Temperature during grain ripening affects the ratio of type-II/type-I protein body and starch pasting properties of rice (Oryza sativa L.)
著者 (5件):
資料名:
巻: 57  号:ページ: 153-159  発行年: 2013年01月 
JST資料番号: H0885A  ISSN: 0733-5210  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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コメ粒の澱粉と蛋白質の特性は清酒醸造で重要な要因で,これらの特性は穀粒成熟中の温度の影響を受けると報告されている。アミロース含量,窒素含量,蛋白質組成,ラピッドビスコアナライザー(RVA)によって測定する糊化特性,及び成熟中の温度とそれらの関係を同じ実験圃場で種々の条件下で栽培したコメ品種,山田錦で調べた。出穂後の平均温度はアミロース含量及びRVA特性と有意の相関があったが,窒素含量とは相関がなかった。成熟中の高温下では,タイプI蛋白質粒(PB-I)に蓄積するプロラミンの減少とタイプII PB(PB-II)に蓄積するグルテリンの増加が確認された。PB-II/PB-Iの比とRVA糊化温度は温度が高くなると明らかに上昇した。穀粒成熟中の高温はAspergillus oryzaeによる蒸したコメ粒の消化を困難にし,コメ蛋白質の消化を容易にした。出穂後11~20日の平均温度は1~10又は21~30日のそれより高い相関係数を示し,穀粒形成中期の温度が醸造特性に関係するコメ成分の決定に重要であろうことを暗示している。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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穀類とその製品一般  ,  食品の化学・栄養価 

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