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J-GLOBAL ID:201302228465913466   整理番号:13A0958010

ツノナシオキアミEuphausia pacifica全体から等電点での可溶化と沈殿時の酸及びアルカリ処理で回収した蛋白質の比較検討

Comparative study of protein recovered from whole North Pacific krill Euphausia pacifica by acidic and alkaline treatment during isoelectric solubilization/precipitation
著者 (7件):
資料名:
巻: 79  号:ページ: 537-546  発行年: 2013年05月 
JST資料番号: L2029A  ISSN: 0919-9268  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,ツノナシオキアミ(Euphausia pacifica)の有効利用を目的として,酸及びアルカリ処理によりツノナシオキアミから回収した蛋白質の栄養成分や,その中に残存する蛋白質分解活性を調べた。三陸沖で採集したツノナシオキアミ全体を用いて,pH2~13の範囲で蛋白質を溶解させ,その溶解性を調べた。さらに,酸性下またはアルカリ性下で溶解した蛋白質をpH5付近に調整して沈殿させた。回収したサンプル中の一般栄養成分や,残存の蛋白質分解活性を調べた。その結果,酸及びアルカリ処理による蛋白質の回収率は,それぞれ31.7及び73.4%であった。両処理とも不溶性成分が除かれたことから,未処理のアキアミに比べて,必須アミノ酸含量が高くなった。しかし,アルカリ処理で回収した試料中に強い蛋白質分解活性が確認され,本処理による可溶化時に,肝膵臓や消化管由来の残存する蛋白質分解酵素による自己分解が進行しているものと判断された。今後,自己分解の抑制を考慮する必要があろう。
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分類 (3件):
分類
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魚類以外の水産動物  ,  動物性水産食品  ,  食品の化学・栄養価 
引用文献 (35件):

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