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J-GLOBAL ID：201302242572996717   整理番号：13A0791130

供用中の山岳トンネルで発生する路盤隆起現象とその対策工の効果

Base Heave in In-service Mountain Tunnel and Effects of Countermeasures

著者 (4件)： 嶋本敬介 (鉄道総合技術研) ,  野城一栄 (鉄道総合技術研) ,  鈴木尊 (JR東日本) ,  朝倉俊弘 (京大 大学院工学研究科)
資料名： トンネルと地下  (日本トンネル技術協会誌)
巻： 44  号： 5  ページ： 371-379  発行年： 2013年05月01日 
JST資料番号： S0644A  ISSN： 0285-631X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 山岳トンネルにおける路盤部の隆起現象や対策工の効果について一連の研究成果を紹介した。鉄道トンネルの路盤隆起(盤ぶくれ)は,列車の高速走行,覆工と建築限界との離隔,直結軌道における軌道に悪影響を与える。従って,下向きロックボルトやインバートを用いた,路盤の隆起対策は重要な課題となる。路盤隆起について,事例分析,模型実験による再現と対策工の効果,新幹線トンネルの再現解析と数値解析による対策工の抑制効果を紹介した。

シソーラス用語： 供用 ,  *山岳トンネル ,  *鉄道トンネル ,  鉄道路盤 ,  *盤膨れ ,  隆起 ,  ロックボルト ,  インバート ,  工事 ,  対策
準シソーラス用語： 対策工 ,  路盤隆起

分類 (2件)： トンネルの保守と付帯設備,その他  (RC05060U) ,  保線,鉄道防災  (RC07050X)

引用文献 (9件)：

• 1)松長剛・野城一栄・朝倉俊弘:地山劣化モデルによるトンネル変状の進展予測に関する研究,土木学会論文集C,Vol.65, No.2, pp.467-479,2009.
• 2)渡邊康夫・藍郷一博・鈴木尊:供用中の新幹線トンネルで発生した路盤隆起の原因とその対策,トンネルと地下,Vol.38, No.9, pp.7-16,2007.9.
• 3)佐久間智・菅原徳夫・多田誠・遠藤祐司:供用中に 発生した急激な盤ぶくれ変状を復旧する,トンネルと地下,VoL40, No.12, pp.27-37,2009.12.
• 4)野城一栄・嶋本敬介・中西祐介・小島芳之:山岳トンネルの路盤隆起補強工の効果とその設計手法,鉄道総研報告,Vol.26, No.4, pp.41-46,2012.
• 5)嶋本敬介・野城一栄・小島芳之・塚田和彦・朝倉俊弘:地山の吸水膨張による山岳トンネルの路盤隆起現象とその対策工に関する研究,土木学会論文集F1特集号,2012.

タイトルに関連する用語 (5件)： 供用 ,  山岳トンネル ,  路盤隆起 ,  現象 ,  対策工