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J-GLOBAL ID:201302247389701289   整理番号:13A1935276

高分子電解質植物繊維を用いたlayer by layer堆積による大油滴の安定性制御

Stability control of large oil droplets by layer-by-layer deposition using polyelectrolyte dietary fibers
著者 (5件):
資料名:
巻: 440  ページ: 2-9  発行年: 2014年01月05日 
JST資料番号: A0539B  ISSN: 0927-7757  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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貯蔵中の生物活性親油性成分の保護や消化管中でのそれらのターゲット化放出のために,油滴の安定性を制御するためにはO/Wエマルジョンが好ましい。本検討では,高分子電解質植物繊維を用いて,静電気layer by layer多層コーティングにより,それらの安定性制御を目的として10μmよりサイズが大きい油滴の表面特性を変性した。乳化剤として変性レクチンを用いてマイクロチャネル乳化により単分散大油滴を調製した。カチオン植物繊維としてキトサン(CHI)を,アニオン繊維としてカルボキシメチルセルロース(CMC)を油滴表面上に交互に被覆した。油滴のζ電位は,外部繊維層の静電気特性に支配される液滴の全電荷に依存して,交互に変化した。多層被覆油滴は,室温で2週間貯蔵後でも乳化剤フリー水性媒体中で凝集や合体が起らなかった。外部層をCHIで変性するとCHI電荷の損失のために油滴は高pH値(pH>6)で不安定になる。CMCが外部層の時には,油滴はpH5と9の間で凝集に対して優れた安定性を示したが,より低いpH値(pH<5)では,CMC電荷の損失のために凝集が起こった。これらの発見は,大油滴の安定性は食品グレード高分子電解質を用いたlayer by layer被覆により制御できることを示した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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コロイド化学一般 
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