抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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国際的なロボット競技会であるロボカップに,1999年にロボカップレスキューリーグが創設された。その目的は,「災害現場でのロボットを用いた情報収集に関する,ロボットの開発と研究者間の連携を高めること」である。2002年には,災害空間を模擬した実寸大のフィールドで,開発したロボットシステムを用いて,被災者を含めた環境情報をいかに正確に多く収集できるかを競う競技会として,ロボカップロボットリーグが始まった。本稿では,ロボットリーグにおける筆者らの活動,およびその経験を基に実災害においてロボットシステムを運用した事例を紹介し,今後の課題について考える。