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J-GLOBAL ID:201302292398575836   整理番号:13A0236824

カラメルモデルシステムにおける発癌性の4(5)-メチルイミダゾールの形成:亜硫酸塩の役割

Formation of carcinogenic 4(5)-methylimidazole in caramel model systems: A role of sulphite
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巻: 136  号: 3-4  ページ: 1165-1168  発行年: 2013年02月15日 
JST資料番号: H0766A  ISSN: 0308-8146  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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D-グルコース/NH3/亜硫酸塩で構成するカラメルモデルシステム水溶液を100°Cで2時間加熱し,形成された発癌性物質の4(5)-メチルイミダゾール(4-MI)を測定した。形成された4-MIの量は7.0~155.0ppmの範囲であった。0.1M亜硫酸塩を加えたシステムが最大の4-MIを形成し,これは亜硫酸塩無添加の場合よりも54%多かった。亜硫酸塩を0.1M以上に増加させた場合,4-MIの量は減少した。亜硫酸塩無添加の場合に比べ,亜硫酸塩0.2Mの場合に最大の減少となり,カラメル色素中の発癌性物質4-MIの形成に亜硫酸塩が重要な役割を果していることが示唆された。また0.1M亜硫酸塩のシステムが最も強いカラメル色を示したが,他の亜硫酸塩の水準は色強度を有意に変化させなかった。ピラジン形成で評価したフレーバー化学物質の水準に亜硫酸塩は多少貢献した。この結果は,亜硫酸塩の適量の添加はフレーバーの犠牲や色の形成なしにカラメル色素中の4-MI形成を減ずることを示唆する。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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食品添加剤  ,  食品の化学・栄養価 
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