文献

J-GLOBAL ID：201302293010492205   整理番号：13A0712911

混合整数計画法を用いた方向別複々線の運転整理支援

Rescheduling of Railway Operation in Direction-Working Quadruple Track Line Based on Mixed-Integer Programming

著者 (2件)： 森拓哉 (東大) ,  古関隆章 (東大)
資料名： 電気学会交通・電気鉄道研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： TER-13  号： 1-12.14-15  ページ： 43-48  発行年： 2013年03月04日 
JST資料番号： S0865C  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 輸送障害により乱れた列車ダイヤを調整するため,混合整数計画法を用いて運転整理アルゴリズムを開発した。本論文では,先行研究に置いて提案した旅客損失に着眼した運転整理最適化手法を,より正しく旅客損失を評価できるよう拡張した。従来の手法では乗換回数を1回としていたが,実線路の路線が長くなると,小駅間を移動する旅客を,本来移動する経路に基づいて評価できなかった。しかし乗換回数を2回まで拡張することにより,快速,普通の2種類が走る線路における全ての駅間の旅客を正しく評価することを可能になった。

シソーラス用語： *運行管理 ,  *混合整数計画法 ,  *数理計画法 ,  流動 ,  時間 ,  交通行動
準シソーラス用語： *運転整理 ,  乗換 ,  数理計画 ,  損失時間 ,  旅客流動

分類 (1件)： 輸送と業務  (TC01030N)

引用文献 (6件)：

• (1) 富井規雄:「列車ダイヤのひみつ一定時運行のしくみ」,成山堂書店(2005)
• (2) (財)鉄道総合技術研究所運転システム研究室:「鉄道のスケジューリングアルゴリズムJ,NTS(2005)
• (3) K.Chigusa,K.Sato,TKoseki:"APassenger-OrientedOptimizationof Train Rescheduoing Based on Mixed lnteger Programming",IEEJ Transactions on Industry Applications.Vbl.132 No.2,pp170.177 (2012) (in Japanese)千種健二,佐藤圭介,古関隆章:「混合整数計画法に基づく列車運行乱れ時の旅客損失に主眼を置いた運転整理最適化」,電気学会論文誌-D,産業応用部門誌,pp170-177(2012)
• (4) 角谷太郎,古関隆章:「実在する線路配置を考慮した混合整数計画法に基づく運転整理支援システム10交通・電気鉄道研究会,TER:12-025(2012)
• (5) 田村啓,富井規雄i:「旅客損失を最V小にする混合整数計画法による運転整理アルゴリズムとその評価,交磁・電気鉄道研究会,TER-12-050(2012)

タイトルに関連する用語 (3件)： 混合整数計画法 ,  整理 ,  支援