抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年,家庭環境において人間の機能を代替し労働力を創出するとの要求が高いとの背景において,ヒューマノイド型のロボットの研究が盛んに行われている。人間の機能を代替するための第1の機能は移動である。人間の環境においてはより人間に近い動作により移動を行うには足裏を滑らせることにより方向転換をすることが考えられる。そこで,本研究では足裏を滑らせることによる方向転換を研究する。足裏の滑りにより得られる回転量推定において,ロボットを用いて精度の研究を行った結果として,足の開きが大きい部分では推定値と実測値の差が大きく,足の開きが小さい部分でのみ有効であることを見出した。この問題に関し,荷重分布と圧力中心の焦点より実験を含む検証を行なった結果,両方の影響を配慮しても解が合致せず,更に別の要因が存在すると思われる。今後,回転量推定式の改良を行う。