抄録/ポイント: 抄録/ポイント
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二つの活性物質のいくつかの混合物が,リチウムイオン電池における混合カソードのために利用される。混合カソードの活物質の両方の容量を推定する方法を開発するために,混合カソードと単一のカソードは層状化合物LiNi
1/3Mn
1/3Co
1/3O
2と単純な活物質としてスピネル化合物LiAl
0.1Mn
1.9O
4により調製された。差動曲線(dQ/dV)は明らかに単一および混合カソード中の層状およびスピネル化合物の酸化還元電位領域の情報を提供した。層状化合物の回帰曲線を混合されたカソードのdQ/dVを用いて層状酸化還元電圧領域において部分的に計算した,それが層状とスピネル化合物との混合酸化還元電圧領域まで外挿した。混合カソード中の容量は,この曲線によって活物質の容量に分割した。この方法はまた,劣化した混合カソードにもうまく適用できた。本論文で提案したこの方法は,両活物質の電気化学的に活性な電圧範囲の情報を用いた劣化分析のための重要な手法であり,参照としてそれぞれの活性物質の混合されたカソードと同一の活物質のロットを必要としない。混合されたカソードは層状化合物とスピネル化合物から製造される。混合カソードの容量曲線は電圧(dQ/dV)によって区別される。混合カソードは,2つの活物質のdQ/dV曲線を用いて表現される。層状化合物のdQ/dV曲線は混合カソードの曲線を用いて計算される。この方法は,混合カソードからの活物質の分離能力をもたらす。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.