特許
J-GLOBAL ID:201303015173765830

転動疲労寿命に優れた球状化熱処理軸受用鋼材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 植木 久一 ,  植木 久彦 ,  菅河 忠志 ,  伊藤 浩彰 ,  竹岡 明美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-132682
公開番号(公開出願番号):特開2013-001931
出願日: 2011年06月14日
公開日(公表日): 2013年01月07日
要約:
【課題】転動疲労寿命を更に向上させた軸受を得るための球状化熱処理軸受用鋼材を提供する。【解決手段】本発明の球状化熱処理軸受用鋼材は、所定の化学成分組成を満足し、鋼材の圧延方向に平行な面において、圧延方向に垂直な方向にEPMAライン分析したとき、CrのX線強度値の標準偏差σ1と平均値a1が、下記(1)式の関係を満足すると共に、球状化セメンタイト粒径の標準偏差σ2と平均値a2が下記(2)式の関係を満足するものである。 (CrのX線強度値の標準偏差σ1/CrのX線強度値の平均値a1) ≦0.25...(1) (球状化セメンタイト粒径の標準偏差σ2/球状化セメンタイト粒径の平均値a2) ≦0.15...(2) 【選択図】図1
請求項(抜粋):
C:0.95〜1.10%(質量%の意味、以下同じ)、 Si:0.15〜0.90%、 Mn:1.2%以下(0%を含まない)、 Cr:0.90〜1.60%、 P:0.025%以下(0%を含まない)、 S:0.025%以下(0%を含まない)を夫々含み、 残部が鉄および不可避不純物からなり、 鋼材の圧延方向に平行な面において、圧延方向に垂直な方向にEPMAライン分析したとき、CrのX線強度値の標準偏差σ1と平均値a1が、下記(1)式の関係を満足すると共に、球状化セメンタイト粒径の標準偏差σ2と平均値a2が下記(2)式の関係を満足することを特徴とする転動疲労寿命に優れた球状化熱処理軸受用鋼材。 (CrのX線強度値の標準偏差σ1/CrのX線強度値の平均値a1) ≦0.25...(1)
IPC (3件):
C22C 38/00 ,  C22C 38/18 ,  C22C 38/44
FI (3件):
C22C38/00 301Z ,  C22C38/18 ,  C22C38/44
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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