特許
J-GLOBAL ID:201303026168416250

流体継手装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小野 尚純 ,  飯田 隆 ,  奥貫 佐知子
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-063474
公開番号(公開出願番号):特開2000-257695
特許番号:特許第4729152号
出願日: 1999年03月10日
公開日(公表日): 2000年09月19日
請求項(抜粋):
【請求項1】内燃機関によって駆動される入力軸に連結されたケーシングと、 該ケーシングと対向して配設され該ケーシングに取り付けられたポンプと、 該ポンプと該ケーシングによって形成された室に該ポンプと対向して配設され該入力軸と同一軸線上に配置された出力軸に取り付けられたタービンと、 該ケーシングと該タービンとの間に配設され該ケーシングとの間に外側室を形成するとともに該タービンとの間に内側室を形成するクラッチディスクを備え、該外側室と該内側室との流体圧差によって該ケーシングと該タービンとの係合および係合解除を行うロックアップクラッチと、 該外側室、該内側室および該ポンプと該タービンとによって形成される作動室に作動流体を循環せしめる作動流体循環手段とを具備しており、 該作動室内では、作動流体が該ポンプ内を外周に向かって流れ該タービン内に流入する循環流が形成される流体継手装置において、 該ロックアップクラッチに備えられた該クラッチディスクは、軸方向に摺動可能であり、該クラッチディスクの外周端部が該作動室側に延出され、該外周端部の端面には摩擦面が形成されるとともに、該ケーシングの内面に装着された摩擦盤と係合する複数の摩擦盤が設けられ、該クラッチディスクおよび該摩擦盤により該外側室と該内側室が区画されており、かつ、該外側室と該内側室とは該クラッチディスクの外周端部の該摩擦盤および該摩擦面を介してのみ作動流体が連通可能とされ、 該ロックアップクラッチの該ケーシングと該タービンとを係合するときにおいては、該作動流体循環手段が、作動流体を該外側室から該クラッチディスクの外周端部の該摩擦盤および該摩擦面を介して該内側室へ通した後、該作動室に流すことにより、該クラッチディスクの該摩擦面が該摩擦盤を押圧して係合が行われるとともに、少なくとも該内燃機関のアイドリング回転時においては、該作動流体循環手段が、作動流体を該作動室の内周側から外周側に向けて流入し、該作動室の外周側から該内側室を通した後、該クラッチディスクの外周端部の該摩擦盤および該摩擦面を介して該外側室に流すことにより、該摩擦盤の押圧を解除して該ロックアップクラッチの係合解除を行うように構成されていることを特徴とする流体継手装置。
IPC (1件):
F16H 45/02 ( 200 6.01)
FI (1件):
F16H 45/02 X
引用特許:
審査官引用 (12件)
  • 流体伝動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-242558   出願人:アイシン・エィ・ダブリュ株式会社
  • 特開平3-051575
  • トルクコンバータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-255307   出願人:株式会社エクセディ
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