特許
J-GLOBAL ID:201303029636584084

回路基板及び回路基板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 矢作 和行 ,  野々部 泰平 ,  久保 貴則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-091207
公開番号(公開出願番号):特開2013-223256
出願日: 2012年04月12日
公開日(公表日): 2013年10月28日
要約:
【課題】回路基板の大型化を抑制しつつ、リンギングによる悪影響を低減することができる回路基板及び回路基板の製造方法を提供すること。【解決手段】スイッチング素子61,62の寄生容量と、配線の寄生インダクタンスとによる直列共振によって発生するリンギングの周波数であるリンギング周波数を算出し(S10,S11)、回路基板100において、リンギング起因のノイズが所定値に達するか否かを判定し、所定値に達すると判定された場合、ノイズが所定値に達しない周波数を決定する(S12,S13)する。そして、回路基板100のリンギング周波数が決定した周波数となるように、GND配線50における閉回路80を構成する配線と対向する面側の面積によって、寄生インダクタンスを調整する(S14)。【選択図】図5
請求項(抜粋):
スイッチング素子(61,62)と、前記スイッチング素子のスイッチング時に前記スイッチング素子とともに閉回路(80)を構成する配線(20,30,40)と、少なくとも一部が前記配線と対向して設けられたベタ状の金属部材(50,50a)とを備える回路基板の製造方法であって、 前記スイッチング素子の寄生容量と、前記配線の寄生インダクタンスとを算出する第1算出工程(S10)と、 算出した前記寄生容量と前記寄生インダクタンスとから、前記寄生容量と前記寄生インダクタンスとによる直列共振によって発生するリンギングの周波数であるリンギング周波数を算出する第2算出工程(S11)と、 前記回路基板において、リンギング起因のノイズが所定値に達するか否かを判定する判定工程と(S12)と、 前記判定工程において、所定値に達すると判定された場合、前記ノイズが所定値に達しない周波数を決定する決定工程(S13)と、 前記回路基板のリンギング周波数が前記決定工程にて決定した周波数となるように、前記配線と前記金属部材との間隔及び前記金属部材における前記配線と対向する面側の面積の少なくとも一方によって、前記寄生インダクタンスを調整する調整工程(S14)と、を備え、 前記調整工程においては、 前記寄生インダクタンスを大きくする場合は、前記配線と前記金属部材との間隔を広くするか、前記金属部材における前記配線と対向する面側の面積を小さくするかの少なくとも一つによって行い、 前記寄生インダクタンスを小さくする場合は、前記配線と前記金属部材との間隔を狭くするか、前記金属部材における前記配線と対向する面側の面積を大きくするかの少なくとも一つによって行うことを特徴とする回路基板の製造方法。
IPC (1件):
H02M 3/155
FI (1件):
H02M3/155 E
Fターム (10件):
5H730AA02 ,  5H730AA13 ,  5H730AS05 ,  5H730BB11 ,  5H730BB57 ,  5H730BB98 ,  5H730DD02 ,  5H730FG01 ,  5H730ZZ04 ,  5H730ZZ17
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • プリント基板設計法およびプリント基板
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-057704   出願人:富士電機デバイステクノロジー株式会社
  • 電力変換器およびその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-054711   出願人:株式会社日立製作所
  • 電力変換装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-250970   出願人:株式会社日立製作所
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審査官引用 (5件)
  • プリント基板設計法およびプリント基板
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-057704   出願人:富士電機デバイステクノロジー株式会社
  • 電力変換器およびその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-054711   出願人:株式会社日立製作所
  • 電力変換装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-250970   出願人:株式会社日立製作所
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