特許
J-GLOBAL ID:201303054036166372

放射性セシウム汚染物の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 山本 文夫 ,  綿貫 達雄 ,  関根 由布
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-269053
公開番号(公開出願番号):特開2013-120146
出願日: 2011年12月08日
公開日(公表日): 2013年06月17日
要約:
【課題】福島第一原子力発電所事故により大量に発生している放射性セシウム汚染物の内、可燃物を焼却処理により焼却灰とし、更に、該焼却灰を溶融固化処理して減容安定化を図りつつ、かつ、従来技術では、全て管理型最終処分場での処分が必要となっていた溶融固化体のうち、一部の放射能濃度を8000Bq/kg以下として一般廃棄物最終処分場への埋立可能とする技術を提供すること。【解決手段】放射性セシウムで汚染した可燃物に塩素化合物を供給して焼却することにより、塩化セシウムを含有する焼却主灰とし、あるいは、放射性セシウムで汚染した可燃物の焼却により得られた焼却主灰を塩素化合物と混合し、少なくとも前記何れかの焼却主灰を、塩化セシウムの沸点以上で溶融し、塩化セシウムを溶融飛灰中に濃縮させて、溶融固化体中の放射性セシウム濃度を低減させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
放射性セシウムで汚染した可燃物に塩素化合物を供給して焼却することにより、塩化セシウムを含有する焼却主灰とし、あるいは、放射性セシウムで汚染した可燃物の焼却により得られた焼却主灰を塩素化合物と混合し、 少なくとも前記何れかの焼却主灰を、塩化セシウムの沸点以上で溶融し、塩化セシウムを溶融飛灰中に濃縮させて、溶融固化体中の放射性セシウム濃度を低減させることを特徴とする放射性セシウム汚染物の処理方法。
IPC (5件):
G21F 9/32 ,  G21F 9/30 ,  F23G 7/00 ,  F23J 1/00 ,  C01D 17/00
FI (5件):
G21F9/32 A ,  G21F9/30 551A ,  F23G7/00 J ,  F23J1/00 B ,  C01D17/00
Fターム (19件):
3K161BA02 ,  3K161BA03 ,  3K161BA07 ,  3K161BA08 ,  3K161CA01 ,  3K161CA05 ,  3K161DA32 ,  3K161DB24 ,  3K161EA06 ,  3K161EA08 ,  3K161EA37 ,  3K161GA03 ,  3K161GA21 ,  3K161JA03 ,  3K161JA15 ,  3K161LA04 ,  3K161LA13 ,  3K161LA36 ,  3K161LA40
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (11件)
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引用文献:
出願人引用 (2件)
  • 放射能汚染排気物問題の最新動向と今後の課題
  • 溶融炉の熱化学分離能を活用したセシウム、リンに関する実験的検討
審査官引用 (6件)
  • 放射能汚染排気物問題の最新動向と今後の課題
  • 放射能汚染排気物問題の最新動向と今後の課題
  • 溶融炉の熱化学分離能を活用したセシウム、リンに関する実験的検討
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