特許
J-GLOBAL ID:201303066238066084

イムノクロマト法を用いた標的物質の検出方法および検出装置セット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 飯田 敏三 ,  宮前 尚祐
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-133073
公開番号(公開出願番号):特開2013-200316
出願日: 2013年06月25日
公開日(公表日): 2013年10月03日
要約:
【課題】肉眼でも確認可能な蛍光標識試薬を用いて微量の特定物質を検出する方法を提供する。【解決手段】標識試薬として、蛍光粒子の母体の主成分がシリカである粒子中に、1種または2種以上の有機色素と、該有機色素よりも励起波長の長い有機蛍光色素とを共に含有し、共鳴エネルギー遷移現象によって励起波長と蛍光波長の差異を1種類の前記蛍光色素の場合よりも広げた蛍光粒子を用い、 高輝度LEDからの励起光を、励起光の長波長成分をカットする光フィルタを介して前記標的物質に結合した標識試薬を含む試料に照射し、共鳴エネルギー遷移現象による蛍光試薬の励起波長と蛍光検出波長のストークスシフトによる蛍光の励起光との色相変化を利用して試料からの蛍光を観察することを特徴とするイムノクロマト法を用いた標的物質の検出方法。【選択図】図4
請求項(抜粋):
特定の抗体と結合する性質を有する標識試薬と、前記抗体を固定する抗体固定部位を有する親水性のメンブレンとを用いたイムノクロマト法による標的物質の検出方法であって、 前記標識試薬と結合された前記標的物質を含有する溶液が親水性のメンブレン中を移動し、該メンブレン内に作製した前記抗体固定部位に前記標識試薬を集積させ、集積した前記標識試薬を蛍光発色により可視化させるに当たり、 前記標識試薬として、蛍光粒子の母体の主成分がシリカである粒子中に、1種または2種以上の有機色素と、該有機色素よりも励起波長の長い有機蛍光色素とを共に含有し、共鳴エネルギー遷移現象によって励起波長と蛍光波長の差異を1種類の前記蛍光色素の場合よりも広げた蛍光粒子を用い、 高輝度LEDからの励起光を、励起光の長波長成分をカットする光フィルタを介して前記標的物質に結合した標識試薬を含む試料に照射し、蛍光試薬の共鳴エネルギー遷移現象によって生じる励起波長と蛍光検出波長のストークスシフトによる蛍光の励起光との色相変化を利用して試料からの蛍光を観察することを特徴とするイムノクロマト法を用いた標的物質の検出方法。
IPC (4件):
G01N 33/543 ,  G01N 33/552 ,  G01N 21/64 ,  G01N 21/78
FI (5件):
G01N33/543 521 ,  G01N33/543 575 ,  G01N33/552 ,  G01N21/64 F ,  G01N21/78 A
Fターム (26件):
2G043AA01 ,  2G043BA16 ,  2G043EA01 ,  2G043EA18 ,  2G043JA02 ,  2G043KA02 ,  2G043KA05 ,  2G043LA05 ,  2G054AA06 ,  2G054AA07 ,  2G054AA08 ,  2G054AB04 ,  2G054BB04 ,  2G054CA22 ,  2G054CA23 ,  2G054CE02 ,  2G054EA03 ,  2G054EB01 ,  2G054FA15 ,  2G054FA19 ,  2G054FA23 ,  2G054FA32 ,  2G054GA03 ,  2G054GA04 ,  2G054GB04 ,  2G054GE06
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • イムノクロマトグラフ法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-244333   出願人:日本合成ゴム株式会社, ロート製薬株式会社
  • 蛍光検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-142922   出願人:古河電気工業株式会社
審査官引用 (3件)
引用文献:
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