特許
J-GLOBAL ID:201303067921091155

船外機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 豊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-171299
公開番号(公開出願番号):特開2013-035351
出願日: 2011年08月04日
公開日(公表日): 2013年02月21日
要約:
【課題】変速機を備え、船体の仕様に関わらず、加速終了時の変速の際に生じる減速感を軽減させると共に、トリムアップによるピッチングの発生を防止するようにした船外機の制御装置を提供する。【解決手段】変速機とトリム角調整機構とを備え、船体に取り付け可能な船外機の制御装置において、変速機で2速が選択されているとき、内燃機関に対して操船者から加速が指示されたか否か判定し、加速が指示されたと判定されるとき、変速機を動作させて2速から1速に変速させると共に(時刻t2)、1速に変速された後、機関回転数NEが所定回転数(第2の所定回転数)NE2以上で、航行加速度aが所定値(第2の所定値)a2以下になり、かつ航行加速度aが減少方向に変化していると判定されるとき、トリム角調整機構を動作させてトリムアップを開始させる(時刻t3)。【選択図】図10
請求項(抜粋):
内燃機関からの動力をプロペラに伝達する動力伝達軸に介挿されると共に、少なくとも1速、2速からなる変速段を有し、前記内燃機関の出力を前記変速段のうちの選択された変速段で変速して前記プロペラに伝達する変速機と、船体に対するトリム角をトリムアップ/ダウンによって調整可能なトリム角調整機構とを備え、前記船体に取り付け可能な船外機の制御装置において、 a.前記2速が選択されているとき、前記内燃機関に対して操船者から加速が指示されたか否か判定する加速指示判定手段と、 b.前記内燃機関の機関回転数を検出する機関回転数検出手段と、 c.航行速度の所定時間当たりの変化量を示す航行加速度を検出する航行加速度検出手段と、 d.航行中に前記検出された航行加速度が減少方向に変化しているか否か判定する航行加速度減少変化判定手段と、 e.前記加速が指示されたと判定されるとき、前記変速機を動作させて前記2速から前記1速に変速させる1速変速手段と、 f.前記1速変速手段によって前記1速に変速された後、前記検出された機関回転数が所定回転数以上で、前記検出された航行加速度が所定値以下になり、かつ前記航行加速度が減少方向に変化していると判定されるとき、前記トリム角調整機構を動作させて前記トリムアップを開始させるトリムアップ開始手段と、 を備えることを特徴とする船外機の制御装置。
IPC (3件):
B63H 20/00 ,  B63H 21/21 ,  B63H 20/08
FI (3件):
B63H21/26 N ,  B63H21/21 ,  B63H21/26 B
引用特許:
審査官引用 (8件)
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