特許
J-GLOBAL ID:201303074079739628

清浄性の高い鋼材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 章一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-086497
公開番号(公開出願番号):特開2013-216927
出願日: 2012年04月05日
公開日(公表日): 2013年10月24日
要約:
【課題】環流型脱ガス装置を用いて、粗大酸化物の少ない、強脱酸元素を含む鋼材を溶製するとともに、微細酸化物を確実に分散させる手法を提供する。【解決手段】製鋼炉から取鍋に出鋼した、Sol.Al:0.005%以下、Si:0.005〜0.3%、S:0.003%以下、O(全酸素濃度):0.02%以下を含有する溶鋼を、減圧清浄化処理として、環流型脱ガス装置において、Al<0.0008×((101.325×C)/P0_former)1.5式を満たすAl濃度、C濃度および真空槽内圧力の条件下で、10分間以上環流処理した後、さらに、強脱酸剤添加処理として、Zr、REMのうち1種以上を0.0003〜0.002%添加し、前記条件下で5分間以上環流処理することにより、清浄性の高い鋼材を製造する。P0_formerは減圧清浄化処理時の真空槽内圧力(kPa)である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
製鋼炉から取鍋に出鋼した、質量%で、Sol.Al:0.005%以下、Si:0.005〜0.3%、S:0.003%以下、O(全酸素濃度):0.02%以下を含有する溶鋼を、 減圧清浄化処理として、環流型脱ガス装置において、(1)式を満たすAl濃度,C濃度および真空槽内圧力の条件下で、炭素以外の脱酸剤を添加することなく、10分間以上環流処理した後に、 さらに、強脱酸剤添加処理として、Zr,REMのうち1種以上を0.0003〜0.002質量%添加し、該脱酸剤以外には脱酸剤を添加することなく、前記条件下で5分間以上環流処理すること を特徴とする清浄性の高い鋼材の製造方法。 Al<0.0008×((101.325×C)/P0_former)1.5
IPC (4件):
C21C 7/00 ,  C21C 7/10 ,  C21C 7/04 ,  C21C 7/06
FI (6件):
C21C7/00 B ,  C21C7/10 A ,  C21C7/04 D ,  C21C7/04 E ,  C21C7/04 F ,  C21C7/06
Fターム (20件):
4K013AA07 ,  4K013AA09 ,  4K013BA02 ,  4K013BA03 ,  4K013BA08 ,  4K013BA14 ,  4K013CD07 ,  4K013CE01 ,  4K013CE06 ,  4K013DA02 ,  4K013DA09 ,  4K013DA12 ,  4K013DA14 ,  4K013EA18 ,  4K013EA19 ,  4K013EA20 ,  4K013EA26 ,  4K013EA30 ,  4K013FA02 ,  4K013FA04
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (4件)
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