特許
J-GLOBAL ID:200903041557742844
含Ti極低炭素鋼の溶製方法及び含Ti極低炭素鋼鋳片の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
落合 憲一郎
, 森 和弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-086698
公開番号(公開出願番号):特開2008-240137
出願日: 2007年03月29日
公開日(公表日): 2008年10月09日
要約:
【課題】 Ti脱酸により冷延鋼板用素材の極低炭素鋼を製造するに当たり、表面性状及び内質に優れる冷延鋼板の素材となる含Ti極低炭素鋼の溶製方法を提供する。【解決手段】 C含有量が0.02質量%以下で、Tiを0.02質量%以上、Caを0.0005質量%以上含有する含Ti極低炭素鋼の溶製するに際し、先ず溶鋼を真空脱炭処理し、次いでTi含有合金を添加して脱酸処理して[質量%Al]≦[質量%Ti]/10を満足する組成の脱酸溶鋼とし、その後、金属CaまたはCa含有合金を添加し、Caの添加後、更に、真空脱ガス設備にて攪拌処理を実施して、溶鋼中の全酸素濃度を0.007質量%以下に調製するとともに、溶鋼中の酸化物組成を、Ti酸化物が30質量%以上90質量%以下、CaOが10質量%以上50質量%以下、Al2 O3 が50質量%以下、その他成分が不可避的酸化物となるように調製する。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
C含有量が0.02質量%以下で、Tiを0.02質量%以上、Caを0.0005質量%以上含有する含Ti極低炭素鋼の溶製方法であって、転炉から出鋼後の溶鋼を真空脱ガス設備において、先ず、真空脱炭処理し、次いで、溶鋼中にTi含有合金を添加して脱酸処理し、この脱酸処理によって[質量%Al]≦[質量%Ti]/10を満足する組成の脱酸溶鋼とし、その後、該脱酸溶鋼中に介在物組成調整用の金属CaまたはCa含有合金を添加し、金属CaまたはCa含有合金の添加後、更に、真空脱ガス設備にて攪拌処理を実施して、溶鋼中の全酸素濃度を0.007質量%以下に調製するとともに、溶鋼中の酸化物組成を、Ti酸化物が30質量%以上90質量%以下、CaOが10質量%以上50質量%以下、Al2 O3 が50質量%以下、その他成分が不可避的酸化物となるように調製することを特徴とする、含Ti極低炭素鋼の溶製方法。
IPC (8件):
C21C 7/00
, C21C 7/04
, C21C 7/06
, C21C 7/10
, C22C 38/00
, C22C 38/14
, B22D 11/00
, B22D 11/11
FI (10件):
C21C7/00 E
, C21C7/00 H
, C21C7/04 C
, C21C7/06
, C21C7/10 S
, C21C7/10 A
, C22C38/00 301S
, C22C38/14
, B22D11/00 A
, B22D11/11 A
Fターム (13件):
4E004MB20
, 4K013AA07
, 4K013BA08
, 4K013BA14
, 4K013CB01
, 4K013CE01
, 4K013DA03
, 4K013DA12
, 4K013DA13
, 4K013EA18
, 4K013EA25
, 4K013FA02
, 4K013FA05
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (3件)
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