特許
J-GLOBAL ID:201303083732415450
有機EL素子、及びこれを用いた発光装置、画像形成装置、発光素子アレイ、撮像装置、表示装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
渡辺 敬介
, 山口 芳広
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-158263
公開番号(公開出願番号):特開2013-179026
出願日: 2012年07月17日
公開日(公表日): 2013年09月09日
要約:
【課題】λ/4干渉条件を満たす強キャビティ構成においてもSP損失を抑制し、発光効率が改善された青色発光の有機EL素子を提供する。【解決手段】金属膜からなる反射電極20と、第1電荷輸送層30と、発光層40と、第2電荷輸送層50と、金属膜からなる透明電極60と、光学調整層70とをこの順で有し、ピーク波長が440nm以上470nm以下の光を発する有機EL素子であって、反射電極20、透明電極60のそれぞれで発生する表面プラズモンの波数の差δk(Re)が、-4.5×106≦δk(Re)≦2.1×106を満たすことを特徴とする有機EL素子とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
金属膜からなる第1電極と、第1電荷輸送層と、発光層と、第2電荷輸送層と、金属膜からなる第2電極と、光学調整層と、をこの順に有し、前記第2電極側から前記発光層が発する光を射出し、発光スペクトルの最大ピーク波長λが440nm以上470nm以下の光を発する有機EL素子であって、
前記第1電荷輸送層は、前記第1電極と接しており、
前記第2電荷輸送層と光学調整層はそれぞれ、前記第2電極と接しており、
前記第1電極と前記第1電荷輸送層との第1の界面と、前記第2電極と前記第2電荷輸送層との第2の界面との間の光学距離Lは、前記最大ピーク波長をλ、前記第1の界面及び第2の界面で前記最大ピーク波長λの光が反射する際の位相シフトの和をφ[rad]とすると、
(-1-φ/π)×(λ/4)<L<(1-φ/π)×(λ/4)
を満たし、
前記第1の界面で発生する表面プラズモンの波数の実部をkr[rad/m]、前記第2の界面で発生する表面プラズモンの波数の実部をks[rad/m]とすると、
-4.5×106≦kr-ks≦2.1×106
を満たすことを特徴とする有機EL素子。
IPC (5件):
H05B 33/24
, H01L 51/50
, H05B 33/26
, H05B 33/28
, H05B 33/02
FI (7件):
H05B33/24
, H05B33/22 B
, H05B33/22 D
, H05B33/14 B
, H05B33/26 Z
, H05B33/28
, H05B33/02
Fターム (23件):
3K107AA01
, 3K107BB01
, 3K107BB02
, 3K107BB03
, 3K107BB04
, 3K107BB08
, 3K107CC04
, 3K107CC07
, 3K107CC45
, 3K107DD10
, 3K107DD22
, 3K107DD28
, 3K107DD44X
, 3K107DD44Y
, 3K107DD71
, 3K107DD74
, 3K107EE21
, 3K107EE61
, 3K107FF04
, 3K107FF06
, 3K107FF13
, 3K107FF15
, 3K107HH05
引用特許:
審査官引用 (13件)
-
有機EL装置及びその設計方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2010-147753
出願人:富士フイルム株式会社
-
有機発光素子
公報種別:公開公報
出願番号:特願2010-100872
出願人:コニカミノルタホールディングス株式会社
-
有機EL発光素子
公報種別:公開公報
出願番号:特願2003-389902
出願人:富士電機ホールディングス株式会社
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