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J-GLOBAL ID：201402210335218767   整理番号：14A0099719

受動Qスイッチレーザー共振器内におけるCr:YAG可飽和吸収体の時空間的透過率変化とその異方性

Temporal and Spatial Observations of the Anisotropic Transmission of a Cr:YAG Saturable Absorber in a Passively Q-Switched Laser

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著者 (2件)： 常包正樹 (自然科学研究機構 分子科研 分子制御レーザー開発研究セ) ,  平等拓範 (自然科学研究機構 分子科研 分子制御レーザー開発研究セ)
資料名： レーザー研究  (レーザー学会誌)
巻： 42  号： 1  ページ： 71-78  発行年： 2014年01月15日 
JST資料番号： X0335A  ISSN： 0387-0200  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 受動Qスイッチレーザ共振器内でのCr:YAGの透過率の変化や空間分布を計測するために,透過率の計測の実験系と解析手法について検討した。ファイバ出力型QCW半導体レーザによりレンズを通してCr:YAGを端面励起した。透過率の変化を高速赤外検出器で測定し,透過信号を解析した。また,Cr:YAG可飽和吸収体の三準位モデルを利用して,透過率を計算した。透過率の二次元分布の測定結果と比較し,三準位系の励起状態の減衰係数を導出した。また,Crイオンの吸収の異方性も解析した。基底状態や励起状態の吸収断面積やCrイオン密度を導出できた。

シソーラス用語： *可飽和吸収体 ,  半導体レーザ ,  *レーザ共振器 ,  断面積 ,  イオン密度 ,  赤外検出器 ,  光ファイバ ,  励起状態 ,  空間分布 ,  光スイッチ ,  クロム ,  *YAGレーザ ,  Qスイッチング ,  レーザ励起 ,  透過率 ,  三準位系 ,  基底状態 ,  吸収断面積 ,  受動Qスイッチング ,  半導体レーザ励起

分類 (1件)： 固体レーザ  (BD04080W)

引用文献 (17件)：

• 1) H. Sakai, H. Kan, and T. Taira: Opt. Express 16 (2008) 19891.
• 2) 常包 正樹,猪原 孝之,安藤 彰浩,木戸 直樹,金原 賢治,\n平等 拓範:レーザー研究 37( 2009) 283.
• 3) G. Xiao and M. Bass: IEEE J. Quantum Electron. 33 (1997) 41.
• 4) N. Pavel, J. Saikawa, S. Kurimura, and T. Taira: Jpn. J. Appl.\nPhys. 40 (2001) 1253.
• 5) F. D. Patel and R. J. Beach: IEEE J. Quantum Electron. 37 (2001)\n707.

タイトルに関連する用語 (8件)： 受動Qスイッチ ,  レーザー共振器 ,  Cr ,  YAG ,  可飽和吸収体 ,  時空間 ,  透過率 ,  異方性