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J-GLOBAL ID：201402226363991246   整理番号：14A0960771

有限差分時間領域アルゴリズムに基づくリアルタイム音響描写システム

A real-time sound rendering system based on the finite-difference time-domain algorithm

著者 (7件)： YIYU Tan (Japan Advanced Inst. of Sci. and Technol., Ishikawa, JPN) ,  INOGUCHI Yasushi (Japan Advanced Inst. of Sci. and Technol., Ishikawa, JPN) ,  SATO Yukinori (Japan Advanced Inst. of Sci. and Technol., Ishikawa, JPN) ,  OTANI Makoto (Shinshu Univ., Nagano, JPN) ,  IWAYA Yukio (Tohoku Gakuin Univ., Sendai, JPN) ,  MATSUOKA Hiroshi (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  TSUCHIYA Takao (Doshisha Univ., Kyoto, JPN)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 53  号： 7S  ページ： 07KC14,1-07KC14,8  発行年： 2014年07月 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： リアルタイム音響描写アプリケーションは記憶集約的で,計算集約的である。計算速度を上げて,シミュレーション面積を広げるため,ハードウェア指向有限差分時間領域アルゴリズム(HoFDTD)と,時分割アーキテクチャーに基づくリアルタイム音響描写システムを提案し,そして,この研究で現場プログラム可能なゲート配列(FPGAで実装した。平行アーキテクチャーによる従来の描写システムと比較して,提案したシステムは,データがDフリップフロップの代わりにオンチップ・ブロック記憶に保管されるのでシミュレーション面積でおよそ37倍拡張した。ハードウェア・システムは,インパルス応答における400回ステップの後安定になる。3分のベートーベン・クラシック音楽からのクリップを描写するためハードウェア・システムは,リアルタイムでそれを実行し一方,ソフトウェア・シミュレーションは2.2GHzで走る4GBのRAMとAMD Phenom 9500クワド-コアプロセッサ付きのコンピュータで,およそ63分かかった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *有限差分時間領域法 ,  アルゴリズム ,  実時間処理 ,  *レンダリング ,  *シミュレーション ,  ハードウェア ,  音楽 ,  ソフトウェア ,  音響

分類 (1件)： 計算機シミュレーション  (JE11000H)

引用文献 (20件)：

• S. Williams, A. Waterman, and D. Patterson, Commun. ACM 52, 65 (2009).
• Y. Tan, Y. Inoguchi, Y. Sato, Y. Iwaya, H. Matsuoka, M. Otani, and T. Tsuchiya, Proc. Int. Conf. ITNG, 2012, p. 484.
• T. Ishii, T. Tsuchiya, and K. Okubo, Jpn. J. Appl. Phys. 52, 07HC11 (2013).
• T. Tsuchiya, Jpn. J. Appl. Phys. 49, 07HC10 (2010).
• L. Savioja, Proc. Int. Conf. DAFx, 2010, p. 1.

タイトルに関連する用語 (5件)： 差分 ,  時間領域 ,  アルゴリズム ,  リアルタイム ,  音響