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J-GLOBAL ID：201402271871846680   整理番号：14A0783621

バイオによる放射能除染への挑戦 放射能汚染植物バイオマス減容化バイオ技術の開発

著者 (8件)： 加藤純一 (広島大 大学院先端物質科学研究科) ,  金原和秀 (静岡大 工) ,  佐々木健 (広島国際学院大 工) ,  中村雅哉 (森林総合研) ,  中島田豊 (広島大 大学院先端物質科学研究科) ,  平井浩文 (静岡大 農) ,  大塚祐一郎 (森林総合研) ,  新谷政己 (静岡大 工)
資料名： 生物工学会誌  (Biotechnology)
巻： 92  号： 6  ページ： 287-290  発行年： 2014年06月25日 
JST資料番号： G0440B  ISSN： 0919-3758  CODEN： SEKAEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 放射能汚染植物バイオマスの減容化バイオ技術の開発で,汚染植物バイオマスの焼却法での放射能の気化による二次汚染を防ぐ方法としてメタン発酵を検討・概説した。メタン発酵処理の加速のために,前処理法として湿式ミリング,前処理後,固形分は乾式メタン発酵で,液状区分は上向流嫌気性スラッジ床(UASB)によるメタン発酵させ,更に,メタン発酵からの廃水は光合成細菌を用いる放射性セシウムの除去を組み合わせるシステムを説明した。年間250日稼働で,バイオマス年間処理量300トン,94%の減容化率であった。

シソーラス用語： 放射能汚染 ,  *放射能除染 ,  バイオマス ,  二次汚染 ,  汚染防止 ,  *メタン発酵 ,  前処理 ,  発酵 ,  *光合成細菌 ,  セシウム同位体 ,  放射性同位体 ,  乾式メタン発酵 ,  Cereibacter sphaeroides ,  セシウム放射性同位体 ,  *除去 ,  *微生物 ,  ロドスピリルム科 ,  ロドバクター属
準シソーラス用語： UASB ,  Rhodobacter sphaeroides ,  嫌気性発酵 ,  放射性セシウム ,  放射能汚染除去

分類 (2件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  環境衛生,公害対策一般  (SC01000F)

引用文献 (5件)：

• Abouelenien, F. et al.: J. Biosci. Bioeng., 107, 293 (2009).
• Nishio, N. and Nakashima, Y.: J. Biosci. Bioeng., 103, 105 (2007).
• Watanabe, M. et al: J. Biosci. Bioeng., 95, 374 (2003).
• 佐々木健ら:日本水処理生物学会誌, 46, 119(2010).
• 佐々木健ら:生物工学会誌, 91, 432(2013).

タイトルに関連する用語 (5件)： 放射能除染 ,  放射能汚染 ,  植物バイオマス ,  減容化 ,  開発