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J-GLOBAL ID：201402279824439342   整理番号：14A0393325

東北地方太平洋沖地震等による鉄骨造文教施設の屋根構面及び非構造部材の震動被害

SEISMIC DAMAGE TO ROOF AND NON-STRUCTURAL COMPONENTS IN STEEL SCHOOL BUILDINGS DUE TO THE 2011 TOHOKU EARTHQUAKE

著者 (6件)： 松本由香 (横浜国立大学都市イノベーション研究院) ,  小山毅 (東京大学建築学専攻) ,  山田哲 (東京工業大学建築物理研究センター) ,  伊山潤 (東京大学建築学専攻) ,  吉敷祥一 (大阪工業大学工学部建築学科) ,  島田侑子 (千葉大学建築・都市科学専攻)
資料名： 日本建築学会技術報告集  (AIJ Journal of Technology and Design)
巻： 20  号： 44  ページ： 121-126 (J-STAGE)  発行年： 2014年 
JST資料番号： L4777A  ISSN： 1341-9463  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： この報告では,構造形式や架構形状が互いに類似している空間構造として,屋内運動場と格技場を中心に検討を行い,屋根構面および非構造部材の震動による被害状況を報告している。これらの被災状況と鉛直構面被災度との関係を調査し,建物全体の震動被害について総合的に検討している。そして,構造被害と非構造部材の被害にはある程度の相関が見られ,耐力が低下するほどの構造被害が生じた建物には,非構造部材のいずれかの部位で大きな被害が生じたものが多かったとしている。

シソーラス用語： 大地震 ,  *鋼構造 ,  *教育施設 ,  *屋根 ,  構面 ,  構造部材 ,  *震災 ,  降伏強さ ,  構造材料
準シソーラス用語： *2011年東北地方太平洋沖地震 ,  鉄骨造 ,  文教施設 ,  *非構造部材 ,  耐力 ,  構造材

分類 (2件)： 建築物の耐震,免震,制震,防振  (RB01035P) ,  自然災害  (RA02030M)

引用文献 (6件)：

• 1) 日本建築防災協会:震災建築物の被災度区分判定基準および復旧技術指針第2版,2002.8
• 2) 山田哲,松本由香,伊山潤,五十子幸樹,吉敷祥一,池永昌容,島田侑子,小山毅,見波進,浅田勇人:東北地方太平洋沖地震等で被災した鉄骨造文教施設の調査 −調査の概要−,日本建築学会技術報告集,Vol.18, No.40, pp.935-940, 2012.10
• 3) 伊山潤,山田哲,松本由香,吉敷祥一,小山毅,島田侑子:東北地方太平洋沖地震等による鉄骨造文教施設鉛直ブレースの震動被害,日本建築学会技術報告集,Vol.19, No.41, pp.147-152, 2013.2
• 4) 島田侑子,山田哲,吉敷祥一,伊山潤,松本由香,浅田勇人:東北地方太平洋沖地震等による鉄骨造文教施設の被害と地盤変状,日本建築学会技術報告集,Vol.19, No.42, pp.573-578, 2013.6
• 5) 吉敷祥一,山田哲,松本由香,浅田勇人,小山毅,島田侑子:東北地方太平洋沖地震等による鉄骨造文教施設の柱脚・定着部被害,日本建築学会技術報告集, Vol.19, No.42, pp.585-590, 2013.6

タイトルに関連する用語 (7件)： 東北地方太平洋沖地震 ,  鉄骨造 ,  文教施設 ,  屋根 ,  構面 ,  非構造部材 ,  被害