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J-GLOBAL ID：201402285249129778   整理番号：14A0710879

生産・流通・加工工程における体系的な危害要因の特性解明とリスク低減技術の開発〈かび毒・病原微生物〉第5章 病原微生物の迅速検出技術および効果的な殺菌・制御技術の開発 1 病原微生物の迅速検出技術開発(7)生産・流通過程における病原性微生物挙動予測手法の開発

著者 (2件)： 小関成樹 (農業・食品産業技術総合研究機構) ,  山本和貴 (農業・食品産業技術総合研究機構)
資料名： 農林水産省農林水産技術会議事務局研究成果  (農林水産技術会議事務局研究成果)
号： 522  ページ： 202-206  発行年： 2014年03月31日 
JST資料番号： S0070A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 従来の細菌数を対象とした予測手法はハザードベースの評価および管理であり,食中毒リスクを直接に推定することができなかった。本研究では従来法の弱点を改善するために,食中毒リスクを直接的に予測するための手法として,危険な状態になる(初発菌数が10倍に増加する)確率(リスク)を推定する手法を開発した。本手法によれば,流通中の温度履歴情報から,食中毒細菌増殖の確率を予測することができる。予測結果をもとにして適切なリスク管理措置,例えば,流通中の温度管理不備に対する具体的な是正案の提言などを施すことが可能となる。本手法は具体的なリスク管理を行うために,重要な情報を提供する。(著者抄録)

シソーラス用語： 数 ,  予測技法 ,  食中毒 ,  *ヒステリシス ,  増殖 ,  *リスク管理 ,  微生物 ,  *管理 ,  *温度履歴 ,  細菌増殖 ,  細菌負荷 ,  病原微生物 ,  *品質リスクマネジメント
準シソーラス用語： 細菌数 ,  *食品管理 ,  病原性微生物 ,  *品質リスク管理 ,  予測手法

分類 (1件)： 食品の検査・取締り  (FJ01054G)

引用文献 (4件)：

• Arthur, L. et al. (2007). Microbial survey of selected Ontario-grown fresh fruits and vegetables. Journal of Food Protection. 70:2864-2867.
• Bohaychuk, V. M. et al. (2009). A microbiological survey of selected Alberta-grown fresh produce from farmers' markets in Alberta, Canada. Journal of Food Protection. 72:415-420.
• Johannessen, G. S. et al. (2002). Bacteriological analysis of fresh produce in Norway. International Journal of Food Microbiology. 77: 199-204.
• U.S. Department of Agriculture, Agricultural Marketing Service. (2009). Microbiological data program progress update and 2008 data summary. Available at: http://www.ams.usda.gov/AMSv1.0/ams.fetchTemplateData.do?template~TemplateO&topNav~&leftNav~ScienceandLaboratories&page~MDPProgramReports&description~MDPzProgramzReports&acct~microbiodataprg.

タイトルに関連する用語 (14件)： 流通 ,  加工工程 ,  体系 ,  要因 ,  リスク低減 ,  開発 ,  かび毒 ,  病原微生物 ,  殺菌 ,  検出技術 ,  流通過程 ,  病原性微生物 ,  挙動 ,  予測手法