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J-GLOBAL ID：201402288167669625   整理番号：14A1396926

鉄中の「裸」ナノスケール1/2<111>角柱転位ループの一次元滑り運動

One-Dimensional Glide Motion of “Naked” Nanoscale 1/2<111> Prismatic Dislocation Loops in Iron

著者 (7件)： ARAKAWA Kazuto (Dep. of Materials Sci., Fac. of Sci. and Engineering, Shimane Univ.) ,  ARAKAWA Kazuto (CREST, JST) ,  AMINO Takafumi (Advanced Technol. Res. Laboratories, Nippon Steel & Sumitomo Metal Corp.) ,  ISSHIKI Minoru (Inst. of Multidisciplinary Res. for Advanced Materials, Tohoku Univ.) ,  MIMURA Kouji (Inst. of Multidisciplinary Res. for Advanced Materials, Tohoku Univ.) ,  UCHIKOSHI Masahito (Inst. of Multidisciplinary Res. for Advanced Materials, Tohoku Univ.) ,  MORI Hirotaro (Res. Center for Ultra-High Voltage Electron Microscopy, Osaka Univ.)
資料名： ISIJ International (Iron and Steel Institute of Japan)  (ISIJ International (Iron and Steel Institute of Japan))
巻： 54  号： 10  ページ： 2421-2424 (J-STAGE)  発行年： 2014年 
JST資料番号： F0100A  ISSN： 0915-1559  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 侵入型角柱転位ループの一次元(1D)滑り拡散は,高エネルギー粒子照射による核融合および核分裂物質の微細組織変化において重要な役割を果すと考えられる。本研究では,その場透過型電子顕微鏡を用い,高純度α鉄のナノスケール1/2<111>ループの挙動を,ゼロ外部応力下,15~290Kの「低温」で調べた。約100K以上で1Dの間欠的で迅速なループ運動が観察された。これは,約450K以上の「高温」で観察された1D連続および粘性運動と著しく異なっていた。「低温」における拡散率の下限値は,「高温」における温度依存性を外装して得た値よりかなり高かった。これらの結果は,ループ運動の強い障害は,ループの導入後に「高温」の加熱により生成するという考えを支持した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *α鉄【金属】 ,  高純度金属 ,  照射損傷 ,  *電子照射 ,  その場観察 ,  *微細構造 ,  電子顕微鏡観察 ,  転位【結晶】 ,  転位ループ ,  温度依存性 ,  低温 ,  一次元 ,  拡散係数 ,  透過型電子顕微鏡
準シソーラス用語： 拡散率 ,  滑り運動 ,  電子線照射 ,  透過型電子顕微鏡法 ,  微細組織

分類 (1件)： 金属の放射線による構造と物性の変化  (BK16122N)

タイトルに関連する用語 (5件)： 鉄 ,  ナノスケール ,  角柱 ,  転位ループ ,  滑り運動