特許
J-GLOBAL ID:201403005415445056
血液浄化装置の回路内の液体を減らす方法、血液浄化装置及びプログラム
発明者:
出願人/特許権者:
,
代理人 (4件):
稲葉 良幸
, 大貫 敏史
, 江口 昭彦
, 内藤 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-136362
公開番号(公開出願番号):特開2014-000168
出願日: 2012年06月15日
公開日(公表日): 2014年01月09日
要約:
【課題】装置構成を煩雑化することなく、補液供給回路の液体も排出可能で、なおかつ患者の安全性を確保して液体の排出を自動化可能な、血液浄化装置の回路の液体を減らす方法を提供する。【解決手段】本発明は、透析液供給回路13内の残存する液体を、血液浄化器11の二次側10bに流し、二次側11bの液体を廃液回路14側に流して、透析液供給回路13内の液体を減らす第1の工程と、採血回路20と返血回路21の各閉鎖部を閉鎖した状態で、補液供給回路15内に残存する液体を、返血回路21に流し、返血回路21の液体を血液浄化器11の一次側10aに流し、一次側10aの液体を二次側10bに流し、二次側10bの液体を廃液回路14側に流して、補液供給回路15内の液体を減らす第2の工程と、血液浄化器11の二次側10b及び廃液回路14内に残存する液体を、廃液部60に流して、廃液回路14内の液体を減らす第3の工程と、を有する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
浄化膜を備えた血液浄化器と、
患者から採血した血液を前記血液浄化器の浄化膜の一次側に供給する採血回路と、前記血液浄化器で浄化された血液を患者に戻す返血回路とを有し、前記採血回路と前記返血回路がそれぞれ回路を閉鎖可能な閉鎖部を有する、血液回路と、
前記血液浄化器の浄化膜の二次側に透析液を供給するための透析液供給回路と、
前記血液浄化器の浄化膜の二次側の透析液を廃液部に廃液するための廃液回路と、
前記採血回路における前記閉鎖部と前記血液浄化器との間、及び/又は前記返血回路における前記閉鎖部と前記血液浄化器との間に接続され、当該接続された採血回路及び/又は返血回路に補液を供給するための補液供給回路と、を有する血液浄化装置において、血液浄化処理後に回路内に残存する液体を減らす方法であって、
血液浄化処理後に前記透析液供給回路内の残存する液体を、前記血液浄化器の二次側に流し、当該二次側の液体を前記廃液回路側に流して、前記透析液供給回路内の液体を減らす第1の工程と、
前記血液回路において前記採血回路と前記返血回路の各閉鎖部を閉鎖した状態で、前記血液浄化処理後に前記補液供給回路内に残存する液体を、前記補液供給回路が接続された前記採血回路及び/又は前記返血回路に流し、当該採血回路及び/又は返血回路の液体を前記血液浄化器の一次側に流し、当該一次側の液体を前記二次側に流し、さらに当該二次側の液体を前記廃液回路側に流して、前記補液供給回路内の液体を減らす第2の工程と、
前記血液浄化処理後に前記血液浄化器の二次側及び前記廃液回路内に残存する液体を、前記廃液部に流して、前記廃液回路内の液体を減らす第3の工程と、を有する、血液浄化装置の回路内の液体を減らす方法。
IPC (2件):
FI (2件):
A61M1/14 530
, A61M1/34 503
Fターム (16件):
4C077AA05
, 4C077BB01
, 4C077CC03
, 4C077CC08
, 4C077DD07
, 4C077DD25
, 4C077EE01
, 4C077EE03
, 4C077GG14
, 4C077GG15
, 4C077HH02
, 4C077HH03
, 4C077HH16
, 4C077JJ02
, 4C077JJ03
, 4C077JJ17
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (3件)
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