特許
J-GLOBAL ID:201403007423150815

静的崩壊熱除去システム及び原子力発電プラント設備

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 春日 讓 ,  猪野木 雄一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-234411
公開番号(公開出願番号):特開2014-085227
出願日: 2012年10月24日
公開日(公表日): 2014年05月12日
要約:
【課題】原子炉圧力容器の配管破断事故時において、何らかの理由によって原子炉圧力容器への冷却材の供給に失敗した場合でも原子炉格納容器の圧力の上昇を緩和できる静的崩壊熱除去システム及び原子力発電プラント設備を提供する。【解決手段】原子炉格納容器の上部に設けた熱交換器と、熱交換器より下方であって、原子炉圧力容器内の炉心の上端高さよりも上方に設置された蓄水タンクと、蓄水タンクの上方側に一端側を接続し、他端側を圧力抑制プールに接続した非凝縮性ガス排出管と、蓄水タンクの非凝縮性ガス排出管の一端側が接続された部位より下方に一端側を接続し、他端側を圧力抑制プールに接続した第2凝縮水排出管と、蓄水タンクの第2凝縮水排出管の一端側が接続された部位より下方に一端側を接続し、他端側を原子炉圧力容器の側部であって、炉心の上端より上方に接続した凝縮水戻り管とを備えた。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
原子炉圧力容器を包囲するドライウェルと内部に圧力抑制プールを設けた圧力抑制室とを備えた原子炉格納容器と、 前記ドライウェルと前記圧力抑制プールとを接続し、前記圧力抑制プール側には複数の開口部を有するベント管と、 前記原子炉格納容器の上部に設けた冷却水プールと、 前記冷却水プールに浸漬された熱交換器と、 前記ドライウェルと前記熱交換器とを接続する蒸気引き込み管と、 前記熱交換器より下方であって、前記原子炉圧力容器内の炉心の上端高さよりも上方に設置された蓄水タンクと、 前記蓄水タンクと前記熱交換器とを接続する第1凝縮水排出管と、 前記蓄水タンクの上方側に一端側を接続し、他端側を前記圧力抑制プールに接続し、前記圧力抑制プールにおける開口高さを前記ベント管の前記圧力抑制プール側の最も高い開口高さよりも高い位置に開口した非凝縮性ガス排出管と、 前記蓄水タンクの前記非凝縮性ガス排出管の一端側が接続された部位より下方に一端側を接続し、他端側を前記圧力抑制プールに接続し、前記圧力抑制プールにおける開口高さを前記ベント管の前記圧力抑制プール側の最も低い開口高さよりも低い位置に開口した第2凝縮水排出管と、 前記蓄水タンクの第2凝縮水排出管の一端側が接続された部位より下方に一端側を接続し、他端側を前記原子炉圧力容器の側部であって、前記炉心の上端より上方に接続した凝縮水戻り管とを備えた、 ことを特徴とする静的崩壊熱除去システム。
IPC (1件):
G21C 15/18
FI (3件):
G21C15/18 A ,  G21C15/18 L ,  G21C15/18 B
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (8件)
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