特許
J-GLOBAL ID:201403014400762550

質量中心測定機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 稲岡 耕作 ,  川崎 実夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-214876
公開番号(公開出願番号):特開2014-070919
出願日: 2012年09月27日
公開日(公表日): 2014年04月21日
要約:
【課題】質量中心測定機では、心出しすべき回転体が、非対称型の場合と、対称型の場合とで、補償おもりを取り付けたり、取り外したりする手間がかかるという課題があった。【解決手段】心出しすべき回転体が非対称回転体26のときに、その回転体26に固有の偶不釣合いを打ち消すために準備された1組の可動おもり83、84を備える。1組の可動おもり83、84は、連結軸85により連結されている。操作ハンドル86を操作することにより、1組の可動おもり83、84の角度位置を切り換えて、回転体26の発生する偶不釣合いを打ち消すための偶不釣合いを、軸受け架台自体に発生させることができる。【効果】操作ハンドル86を操作して1組の可動おもり83、84の角度位置を切り換えるだけで、非対称回転体の測定に対処でき、段取り替えをスムーズに行える。【選択図】図2
請求項(抜粋):
振動枠と、 前記振動枠上に設けられ、心出しすべき回転体の左右両側の素材面を把持して同期回転する一対の回転体把持円盤と、 前記一対の回転体把持円盤の少なくとも一方に備えられていて、回転体把持円盤の回転軸と同心に回転軸方向に延びるスピンドルと、 を含む質量中心測定機において、 前記スピンドルを備える回転体把持円盤側に設けられ、前記心出しすべき回転体が非対称回転体のときに、その回転体に固有の偶不釣合いを打ち消すための補償おもり機構を備え、 前記補償おもり機構は、 前記回転体把持円盤に配置された第1の固定おもりと、前記回転体把持円盤から回転軸方向に所定の距離離れた位置において前記スピンドルに取り付けられた第2の固定おもりとを有する1組の固定偶不釣合い補償おもりと、 前記回転体把持円盤に配置された第1の可動おもりと、前記回転体把持円盤から回転軸方向に所定の距離離れた位置に設けられた第2の可動おもりとを含み、前記回転体把持円盤およびスピンドルに対する取付角度位置を変更可能な1組の可動偶不釣合い補償おもりと、を備え、 前記1組の可動偶不釣合い補償おもりは、所定の角度位置に固定されることにより、前記1組の固定偶不釣合い補償おもりに加算され、前記補償おもり機構が作用することを特徴とする、質量中心測定機。
IPC (1件):
G01M 1/24
FI (1件):
G01M1/24
Fターム (3件):
2G021AB03 ,  2G021AC03 ,  2G021AD10
引用特許:
出願人引用 (7件)
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