特許
J-GLOBAL ID:201403015139078953

紫外領域及び可視領域の両方において低い反射性を持つ反射防止膜を有する光学部品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 渡辺 望稔 ,  三和 晴子 ,  伊東 秀明
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-542567
公開番号(公開出願番号):特表2013-545145
出願日: 2011年12月09日
公開日(公表日): 2013年12月19日
要約:
本発明は、可視領域及び紫外領域の両方において低い反射率を持ち、その後主面に、高い屈折率を持つ少なくとも1つの層と低い屈折率を持つ少なくとも1つの層との積層体を有する多層反射防止膜(3〜7層)を備える基材を有し、可視領域における後主面の平均反射率Rmが、1.15%以下であり、可視領域における後主面の平均光反射率RVが、1%以下であり、ISO 13666:1998 規格において定義される関数W(λ)によって重み付けされた、280nmと380nmとの間の後主面の平均反射率RUVが、30°及び45°の入射角に対して、5%未満であり、多層反射防止膜の外層が、シリカをベースとする層である眼鏡レンズに関する。本発明に係るレンズは、特に、装着者の後に置かれた光源によって作り出される紫外線の反射を防止する。
請求項(抜粋):
前主面及び後主面を備える基材を有し、前記後主面が、1.6より高い屈折率を持つ少なくとも1つの層と1.5より低い屈折率を持つ少なくとも1つの層との積層体を有する多層反射防止膜で被覆されている眼鏡レンズであって、 可視領域における前記後主面の平均反射率Rmは、1.15%以下であり、 可視領域における前記後主面の平均光反射率RVは、1%以下であり、 ISO 13666:1998 規格において定義される関数W(λ)によって重み付けされた、280nmと380nmとの間の前記後主面の平均反射率RUVは、30°の入射角及び45°の入射角に対して、5%未満であり、 前記多層反射防止膜は、3以上、かつ7以下、好ましくは6以下、より好ましくは5以下の数の層を有し、 前記多層反射防止膜は、酸化インジウムをベースとする厚さ20nm以上のいかなる層をも有しておらず、 前記多層反射防止膜の外層は、シリカをベースとする層である眼鏡レンズ。
IPC (3件):
G02B 1/11 ,  G02C 7/02 ,  G02C 7/10
FI (3件):
G02B1/10 A ,  G02C7/02 ,  G02C7/10
Fターム (9件):
2H006BA01 ,  2H006BA03 ,  2H006BA06 ,  2K009AA08 ,  2K009AA09 ,  2K009AA15 ,  2K009BB11 ,  2K009CC03 ,  2K009DD03
引用特許:
審査官引用 (11件)
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