特許
J-GLOBAL ID:201403019149837823

微分干渉熱レンズ顕微鏡

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 志賀 正武 ,  佐伯 義文 ,  村山 靖彦 ,  大浪 一徳 ,  大槻 真紀子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-166198
公開番号(公開出願番号):特開2014-026111
出願日: 2012年07月26日
公開日(公表日): 2014年02月06日
要約:
【課題】マイクロあるいはナノスケールの微細空間内の試料溶液中の分子をより高精度で定性、定量することを可能にする微分干渉熱レンズ顕微鏡を提供する。【解決手段】プローブ光Pを一方のプローブ光P1と他方のプローブ光P2とに分離する第1プリズム10と、一方のプローブ光P1及び励起光Sと他方のプローブ光P2とを所定の分離幅Lで平行にしつつ試料溶液3中に絞り込んで出射させる第1レンズ体11と、試料溶液3を通過して入射した一方のプローブ光P1と他方のプローブ光P2とを所定の光線交差角θ2で交差するように出射させる第2レンズ体12と、一方のプローブ光P1と他方のプローブ光P2を合成干渉させる第2プリズム13とを備え、微細空間6を境に一方の側T1と他方の側T2の光学系を対称にして構成する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
マイクロあるいはナノスケールの微細空間内の試料溶液中の分子を定性あるいは定量するための微分干渉熱レンズ顕微鏡であって、 入射したレーザー光の励起光及びプローブ光を複屈折させ、前記プローブ光を前記励起光と同光路の一方のプローブ光と、他光路の他方のプローブ光とに分離するとともに、所定の光線分離角となるように前記一方のプローブ光及び前記励起光と前記他方のプローブとを出射させる第1プリズムと、 複数のレンズを組み合わせてなり、前記第1プリズムから入射した前記一方のプローブ光及び前記励起光と前記他方のプローブ光とを、所定の分離幅で平行にしつつ前記試料溶液中に絞り込んで出射させる第1レンズ体と、 複数のレンズを組み合わせてなり、前記試料溶液を通過して入射した前記一方のプローブ光及び前記励起光と前記他方のプローブ光とを前記光線分離角と同角の光線交差角で交差するように出射させる第2レンズ体と、 前記第2レンズ体から入射した前記一方のプローブ光と前記他方のプローブ光を複屈折させるとともに合成干渉させる第2プリズムと、 前記第2プリズムから出射した前記一方のプローブ光と前記他方のプローブの光合成干渉波を検出する検出器とを備えており、 前記微細空間を境に一方の側に設けられた前記第1プリズムと前記第1レンズ体と、他方の側に設けられた前記第2プリズムと前記第2レンズ体とのプリズム同士、レンズ体同士が同じ光学特性を備え、前記微細空間を境に一方の側と他方の側の光学系を対称にして構成されていることを特徴とする微分干渉熱レンズ顕微鏡。
IPC (2件):
G02B 21/06 ,  G01N 21/45
FI (2件):
G02B21/06 ,  G01N21/45 A
Fターム (17件):
2G059AA01 ,  2G059BB04 ,  2G059DD13 ,  2G059EE09 ,  2G059GG01 ,  2G059HH02 ,  2G059JJ02 ,  2G059JJ11 ,  2G059JJ19 ,  2G059JJ22 ,  2G059KK01 ,  2G059NN01 ,  2H052AA05 ,  2H052AA09 ,  2H052AC05 ,  2H052AC14 ,  2H052AC34
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示
引用文献:
前のページに戻る