特許
J-GLOBAL ID:201403025033182323

アルミニウム合金用ホットチャンバー鋳造機及びアルミニウム合金を金属材料に用いたホットチャンバー鋳造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 道彰
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-232498
特許番号:特許第5642256号
出願日: 2013年11月08日
要約:
【課題】 鋳造速度が速く、アルミニウム合金の溶湯を用いても内部機構の溶損という問題が生じないアルミニウム合金用ホットチャンバー鋳造機を提供する。 【解決手段】 溶解炉110内にセラミック製の溶湯射出主筒部120を設ける。溶湯射出主筒部120内には射出路130よりも低い位置に弁体150が設けられ、加圧部160により溶湯射出主筒部120の内部空間123に対して所定圧力のガス圧の印加および除去を制御される。加圧部160がガス圧を印加すると弁体150が閉鎖される方向に働き、溶湯射出主筒部120の内部の溶湯が射出路130から金型200へダイカストされる。加圧部160がガス圧を除去すると弁体150が開放される方向に働き、次回のダイカストに必要量の溶湯が内部空間123に供給される。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】 溶湯を入れる溶解炉と、 前記溶解炉内に立設したセラミックにより形成された溶湯射出主筒部と、 前記溶湯射出主筒部の側面に設けられた射出路と、 前記射出路の先端に設けられ、金型へ溶湯をダイカストするノズルと、 前記溶湯射出主筒部において、前記射出路よりも低い位置に設けられ、前記溶解炉内と前記溶湯射出主筒部の内部空間との導通を開閉する弁体と、 前記溶解炉の上部に配設され、前記溶湯射出主筒部の内部空間に対して所定圧力のガス圧の印加および除去を制御するガス加圧部を備え、 前記ガス加圧部が前記溶湯射出主筒部の内部空間に対して前記ガス圧を印加すると前記弁体が閉鎖される方向に働き、前記溶湯射出主筒部の内部の溶湯が前記射出路から前記金型へダイカストされ、前記ガス加圧部が前記溶湯射出主筒部の内部空間に対して前記ガス圧を除去すると前記弁体が開放される方向に働き、前記溶解炉内から次回のダイカストに必要量の溶湯が前記溶湯射出主筒部の内部に供給されるアルミニウム合金用ホットチャンバー鋳造機において、 前記溶解炉の下部に設けた固定部を介して前記溶湯射出主筒部の下方壁面を前記溶解炉に対して固定する構造と、 前記溶湯射出主筒部の上端にフランジを設け、前記溶解炉の上部に設けた上部取り付け凹部を介して前記溶湯射出主筒部上端のフランジを前記溶解炉に対して固定する構造と、 前記溶解炉の上部に配設したガス加圧部を前記溶湯射出主筒部の上端の前記フランジに当接させて下方に押し付けつつガス圧を前記溶湯射出主筒部の内部空間に対して印加する構造とを設けたアルミニウム合金用ホットチャンバー鋳造機。
IPC (1件):
B22D 17/02 ( 200 6.01)
FI (1件):
B22D 17/02 B
引用特許:
出願人引用 (11件)
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審査官引用 (13件)
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