特許
J-GLOBAL ID:201403036032172571
排気浄化装置の劣化判定システム
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (6件):
川口 嘉之
, 世良 和信
, 平川 明
, 関根 武彦
, 今堀 克彦
, 宮下 文徳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-264037
公開番号(公開出願番号):特開2014-109224
出願日: 2012年12月03日
公開日(公表日): 2014年06月12日
要約:
【課題】選択還元型NOx触媒を有する排気浄化装置の劣化判定システムにおいて、劣化判定時の誤判定を抑制することにより、劣化判定の精度をより高める。【解決手段】アンモニアを還元剤とするNOx触媒と、酸化能を有する触媒と、を順に備え、NOx触媒に吸着されているアンモニア量が、平衡状態のときのアンモニア吸着量である平衡吸着量よりも多くなる場合に、前記酸化能を有する触媒に流入するアンモニア量のうち、前記酸化能を有する触媒から流出するアンモニア量、又は、前記酸化能を有する触媒においてNOxに転化するアンモニア量、の少なくとも一方または合計値を算出し、この値が閾値を超える場合には、劣化判定においてNOxセンサの検出値の利用を制限するか劣化判定自体を禁止する。【選択図】図10
請求項(抜粋):
内燃機関の排気通路に設けられ、アンモニアを還元剤とする選択還元型NOx触媒と、
前記選択還元型NOx触媒よりも上流側で、該選択還元型NOx触媒に流れ込む排気中にアンモニア又はアンモニアの前駆体を供給する還元剤供給部と、
前記選択還元型NOx触媒よりも下流側に設けられ、酸化能を有する触媒と、
前記酸化能を有する触媒よりも下流側に設けられ、該酸化能力を有する触媒から流出する排気中のNOxを検出するとともに、排気中のアンモニアもNOxとして検出するNOxセンサと、
前記NOxセンサの検出値に基づいて、該選択還元型NOx触媒の劣化判定を行う劣化判定部と、
を有する排気浄化装置の劣化判定システムにおいて、
前記選択還元型NOx触媒に吸着されているアンモニア量が、該選択還元型NOx触媒でのアンモニアの吸着と脱離とが平衡状態となるときのアンモニアの吸着量である平衡吸着量よりも多くなる場合に、前記酸化能を有する触媒に流入するアンモニア量のうち、前記酸化能を有する触媒から流出するアンモニア量、又は、前記酸化能を有する触媒においてNOxに転化するアンモニア量、の少なくとも一方または合計値を算出する流出量算出部と、
前記流出量算出部により算出される値が閾値を超える場合には、前記劣化判定部による劣化判定において前記NOxセンサの検出値の利用を制限し、又は該劣化判定部による劣化判定自体を禁止する劣化判定制限部と、
を備える排気浄化装置の劣化判定システム。
IPC (6件):
F01N 3/20
, F01N 3/08
, F01N 3/24
, F01N 3/28
, B01D 53/94
, B01D 53/86
FI (7件):
F01N3/20 C
, F01N3/08 B
, F01N3/24 C
, F01N3/28 301D
, F01N3/08 H
, B01D53/36 101A
, B01D53/36
Fターム (21件):
3G091AB05
, 3G091AB15
, 3G091BA34
, 3G091CA16
, 3G091DB10
, 3G091FB05
, 3G091FC01
, 3G091HA09
, 3G091HA37
, 4D048AA06
, 4D048AB02
, 4D048AC03
, 4D048BB02
, 4D048CC32
, 4D048CC47
, 4D048CC61
, 4D048CD06
, 4D048DA01
, 4D048DA02
, 4D048DA08
, 4D048DA10
引用特許: