特許
J-GLOBAL ID:201403041563437271

数値制御工作機械および数値制御工作機械の主軸誤差補正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): あいわ特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-066874
公開番号(公開出願番号):特開2014-191607
出願日: 2013年03月27日
公開日(公表日): 2014年10月06日
要約:
【課題】機械本体の製造段階の組み立て誤差やワークの加工中に発生する熱による機械本体の変形による誤差によって生じる主軸誤差を補正する機能を有する数値制御装置を備える工作機械を提供する。【解決手段】主軸誤差計測用治具30を主軸の工具装着部15に装着する。工作機械1の各軸の移動軸方向に計測可能な測定子5をテーブル11に設置し、テーブル11のX軸,Y軸、および、主軸ヘッド14を昇降するZ軸の各移動軸を数値制御装置3により駆動制御して、主軸中心位置計測用の穴32、及び、主軸角度偏差計測用の端面33を計測することによって主軸誤差計測を行う。主軸誤差計測結果を元に主軸誤差計算を行う。主軸誤差計算結果を元に角度偏差B(αh,βh)と主軸誤差補正量(θC,θA)を求める。角度偏差B(αh,βh)と主軸誤差補正量(θC,θA)を、テーブル11と主軸の相対移動量を補正するパラメータとして用い、主軸誤差を補正することができる。【選択図】図10
請求項(抜粋):
主軸を移動させる直線移動軸と、 テーブルを移動させる2軸以上の直線移動軸と、 前記テーブル上に設置された2軸以上の回転軸を有するワークを固定するための回転テーブルと、 前記主軸、前記直線移動軸、および、前記回転軸を制御し前記ワークの加工を行う数値制御装置を備えた工作機械において、 主軸に取り付けられ、主軸軸線に対して平行な被測定面である内面を有する主軸中心位置計測用の穴と前記主軸軸線に対して垂直な被測定面である主軸角度偏差計測用の端面とを備える被測定部材である主軸誤差計測用治具と、 前記テーブル上に設置され主軸誤差計測用治具の前記主軸中心位置計測用の穴と前記主軸角度偏差計測用の端面を検出する測定子と、 前記主軸誤差計測用治具を前記主軸に取り付け、前記測定子により前記主軸誤差計測用治具の内面と端面を測定した結果から主軸角度偏差を算出する主軸角度偏差算出手段と、 該算出した主軸角度偏差から前記テーブルおよび前記回転テーブルの位置を補正する補正量を算出する補正量算出手段と、 該補正量に基づいて前記直線移動軸と前記回転テーブルを移動させる位置補正手段、 とを備えることを特徴とする数値制御工作機械。
IPC (3件):
G05B 19/404 ,  B23Q 15/22 ,  B23Q 17/00
FI (3件):
G05B19/404 H ,  B23Q15/22 ,  B23Q17/00 A
Fターム (15件):
3C001KA01 ,  3C001TA02 ,  3C001TB02 ,  3C001TB04 ,  3C029EE02 ,  3C269AB01 ,  3C269BB03 ,  3C269CC01 ,  3C269CC07 ,  3C269CC15 ,  3C269DD01 ,  3C269EF10 ,  3C269EF91 ,  3C269JJ14 ,  3C269JJ18
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (7件)
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