特許
J-GLOBAL ID:201403062539814452

医療用精製水の製造装置の運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 古谷 聡 ,  溝部 孝彦 ,  義経 和昌
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-046344
特許番号:特許第5584321号
出願日: 2013年03月08日
要約:
【課題】原水量に対する精製水製造量の回収率を高められる運転方法の提供。 【解決手段】原水タンク1、活性炭装置3、NF装置4、RO装置5、RO水タンク6を備えた装置で医療用精製水を製造する際、NF装置4で生じた濃縮水の全部を第1UF装置7で処理し、透過水を原水タンク1に返送する工程と、RO装置5で生じた濃縮水の全部を原水タンク1に返送する工程を有している。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】 医療用精製水の製造装置の運転方法であって、 前記医療用精製水の製造装置が、 原水タンク(1)と、 活性炭による吸着装置(3)と、 ナノ濾過膜装置(以下「NF装置」という)(4)と、 逆浸透膜処理装置(以下「RO装置」という)(5)と、 RO装置(5)で処理された処理水(以下「RO水」という)を貯水するRO水タンク(6)を有しており、 原水タンク(1)と活性炭による吸着装置(3)が原水ポンプ(30)を備えた原水ライン(11,12)で接続され、 活性炭による吸着装置(3)とNF装置(4)がNF装置用ポンプ(31)を備えた前処理水ライン(13)で接続され、 NF装置(4)と原水タンク(1)が第1限外濾過膜装置(以下「第1UF装置」という)(7)を介してNF装置(4)で生じた濃縮水の返送ライン(19,20)で接続され、 NF装置(4)とRO装置(5)がRO装置用ポンプ(32)を備えたNF水ライン(14)で接続され、 RO装置(5)とRO水タンク(6)がRO水ライン(15)で接続され、 RO装置(5)と原水タンク(1)がRO装置(5)で生じた濃縮水の返送ライン(22)で接続され、 さらにRO水タンク(6)内のRO水を医療用精製水として取水するための取水ライン(16,17)を有しているものであり、 前記医療用精製水の製造装置の運転方法が、 原水タンク(1)に貯水された水道水または地下水から医療用精製水を製造する過程において、 NF装置(4)で生じた濃縮水の全部を第1UF装置(7)で処理した後、透過水を原水タンク(1)に返送し、濃縮水を排水する工程と、 RO装置(5)で生じた濃縮水の全部を原水タンク(1)に返送する工程を有しており、 原水量に対する医療用精製水の製造量の割合(次式で求められる回収率)が65%以上である、医療用精製水の製造装置の運転方法。 回収率(%)= RO装置で得た透過水量(L/H)/原水量(L/H)×100
IPC (8件):
C02F 1/44 ( 200 6.01) ,  B01D 61/02 ( 200 6.01) ,  B01D 61/14 ( 200 6.01) ,  B01D 61/58 ( 200 6.01) ,  B01D 61/44 ( 200 6.01) ,  C02F 1/28 ( 200 6.01) ,  C02F 1/469 ( 200 6.01) ,  C02F 9/00 ( 200 6.01)
FI (14件):
C02F 1/44 H ,  B01D 61/02 500 ,  B01D 61/14 500 ,  B01D 61/58 ,  B01D 61/44 500 ,  B01D 61/44 520 ,  C02F 1/28 D ,  C02F 1/46 103 ,  C02F 9/00 502 F ,  C02F 9/00 502 G ,  C02F 9/00 502 M ,  C02F 9/00 503 A ,  C02F 9/00 504 B ,  C02F 9/00 504 D
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 精製水製造装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2010-085331   出願人:三菱レイヨン・クリンスイ株式会社, ニプロ株式会社
  • 医療用精製水製造装置及びナノ濾過膜の熱水消毒方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-193562   出願人:三菱レイヨン・エンジニアリング株式会社, エムアールシー・ホームプロダクツ株式会社
  • 精製水製造装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-210350   出願人:三菱レイヨン・エンジニアリング株式会社, エムアールシー・ホームプロダクツ株式会社
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