特許
J-GLOBAL ID:201403063953658981

レーダリンク装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-111530
公開番号(公開出願番号):特開2014-231995
出願日: 2013年05月28日
公開日(公表日): 2014年12月11日
要約:
【課題】低コストかつ容易に所望の反射体の位置を探索可能なレーダリンク装置を提供する。【解決手段】本発明のレーダリンク装置20では、SSRレーダ発信機12から送信される複数のSSRパルス波を受信して、それらの受信強度に基づいて非反射パルス波に係る非反射パルス波データと、反射パルス波に係る反射パルス波データとを生成する。また、SSRレーダ発信機12からレーダリンク装置20までの距離と光の速度とから非反射パルス波データに含まれる検索用パルスの受信時刻を発射時刻に変換し、発射時刻と受信時刻の差分が予め定められた一定時間以内である非反射パルス波データと反射パルス波データとをペアリングする。そして、ペアリングされた反射パルス波データと非反射パルス波データとの受信時刻と発射時刻との差分に基づいて反射体の位置を探索することができる。【選択図】図6
請求項(抜粋):
一次監視レーダシステム、二次監視レーダシステム、気象レーダシステム、空港面検知レーダシステム及び船舶レーダシステムその他のレーダシステムのレーダ発信機から離れた遠隔地に配置され、前記レーダ発信機のアンテナが一回転する間に複数回に亘って送信する探索用パルス波を利用して、航空機、船舶、雲及び建物その他の反射体の位置を検出するレーダリンク装置であって、 前記探索用パルス波を受信するパルス波受信部と、 前記検出用パルス波を受信する度に、その受信時刻と受信強度の情報を含んだパルス波データを生成するパルス波データ生成部と、 前記探索用パルス波の前記受信強度に基づいて、前記探索用パルス波が反射も経ずに受信した非反射パルス波であるか、反射を経て受信した反射パルス波であるかを判別して、前記パルス波データを、前記非反射パルス波に対応した非反射パルス波データと、前記反射パルス波に対応した反射パルス波データとに分別する受信波分別手段と、 前記レーダ発信機のアンテナから前記レーダリンク装置までの距離と光の速度とから前記非反射パルス波データに含まれる前記検索用パルスの前記受信時刻を前記検索用パルスの発射時刻に変換する発射時刻演算手段と、 前記発射時刻と前記受信時刻の差分が予め定められた一定時間以内である前記非反射パルス波データと前記反射パルス波データとをペアリングするペアリング手段と、 前記非反射パルス波データ同士の間で最大の前記受信強度の前記非反射パルス波データの前記発射時刻と、前記反射パルス波データ同士の間で最大の前記受信強度の前記反射パルス波データに対するペアリング相手の前記非反射パルス波データの前記発射時刻との差分に基づいて、前記レーダ発信機の前記アンテナが前記反射体に正対したときの前記アンテナの向きを演算するアンテナ方向演算手段と、 前記ペアリングされた前記反射パルス波データと前記非反射パルス波データとの前記受信時刻と前記発射時刻との差分と光速度とに基づいて前記反射体が位置し得る楕円球を特定すると共に、前記アンテナ方向演算手段にて演算した前記アンテナの向きから前記楕円球上の前記反射体の位置を演算する位置演算手段とを備えたことを特徴とするレーダリンク装置。
IPC (1件):
G01S 13/46
FI (1件):
G01S13/46
Fターム (8件):
5J070AA02 ,  5J070AC01 ,  5J070AE04 ,  5J070AE13 ,  5J070AH25 ,  5J070AH31 ,  5J070AH34 ,  5J070AJ13
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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引用文献:
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