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J-GLOBAL ID:201502202621721935   整理番号:15A1356469

種々の脂肪酸組成を持つトリアシルグリセロールの自動酸化のアクロレイン形成

Formation of Acrolein in the Autoxidation of Triacylglycerols with Different Fatty Acid Compositions
著者 (4件):
資料名:
巻: 92  号: 11-12  ページ: 1661-1670  発行年: 2015年12月 
JST資料番号: C0259A  ISSN: 0003-021X  CODEN: JJASDH  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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揮発分生成物形成に対し,多価不飽和脂肪酸組成の影響を測定するため,魚,エキウム,亜麻仁および大豆油トリアシルグリセロール(TAG)を,50または60°Cにて酸化した。酸素消費および全揮発分形成についての分析は,大豆油TAGが,最も高い酸化安定性を持つ,次いで,亜麻仁,エキウムおよび魚油TAGと続くことを示した。著者等の結果は,各TAGのビスアリル位置の予想される平均数と一致していた。アクロレイン(2-プロペナール)およびプロパナールのより高い量は,エキウムおよび魚油TAGの酸化の初期段階にて,静的ヘッドスペースガスクロマトグラフィ法を使用し,検出された;しかしながら,その酸化亜麻仁油TAGにおいては,相当量のプロパナールおよび少量のアクロレインが見られたのみであった。プロパナールに対しアクロレインのピーク面積比は,亜麻仁,エキウムおよび魚油TAGの8時間酸化後に,それぞれ0.115,0.569および2.554であった,このことは,アクロレインの優先的形成が,特にその魚油TAG酸化時に大きいことを示している。このアクロレインは,酸化の第1段階に急速に増大する,しかしその後,その魚油酸化時に,それは変化しないかまたは僅かに低下した。何故ならば,魚油は,その酸化の非常に初期段階から香り劣化を引起すので,本研究で観察されるアクロレイン形成は,魚油劣化に対し重要であるのかも知れない。Copyright 2015 AOCS Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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食用油脂,マーガリン 
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