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J-GLOBAL ID:201502205511504082   整理番号:15A0736401

スミノミザクラジュースの物理化学特性,抗酸化及び微生物活性に及ぼすガンマ線照射の影響

Effects of gamma irradiation on physicochemical properties, antioxidant and microbial activities of sour cherry juice
著者 (3件):
資料名:
巻: 114  ページ: 18-24  発行年: 2015年09月 
JST資料番号: D0627A  ISSN: 0969-806X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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最近,生理活性化合物の有益な効果のため,最小加工果実及び果実汁の需要が世界中で急速に増加している。今回,スミノミザクラジュース(SCJ,Prunu scerasus)を0.0,0.5,1.5,3.0,4.5,および6.0kGyのγ線量で照射したのち4°Cで60日間貯蔵した。全可溶性固体(TSS),全酸性度(TA),色,全フェノール性成分(TPC),全単量体アントシアニン含量(TMC),抗酸化剤活性,有機酸プロフィル,および微生物分析を貯蔵の間に規則間隔で評価した。結果によると照射はTSSにあまり影響せず,TAは線量6kGyで著しく増加した(p<0.05)。さらに照射と貯蔵期間が色合いL<sup>*</sup>とb<sup>*</sup>値を著しく増加しa<sup>*</sup>値を減少した。照射SCJのTMCは非照射のものより低く(3.0kGyで24%),貯蔵によりさらに負の方向に変化した(3.0kGyで60日で63%)。照射及び貯蔵で抗酸化剤活性の著しい減少(DPPHラジカルスカベンジとFRAP分析)を認めた。照射(0~6kGy)の後リンゴ酸とシュウ酸は著しく増加したが,アスコルビン酸,クエン酸,フマル酸およびコハク酸は著しく減少した。≧3kGyの線量のγ線照射で微生物価は全体として低減した。物理化学特性の変化,抗酸化剤活性及び微生物分析の結果に基づきSCJの3.0kGyを超える線量の照射は推奨できない。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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食品照射  ,  果実飲料,加工飲料 
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