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J-GLOBAL ID：201502209977076788   整理番号：15A0854702

食品技術講座 6 食品の安全・品質に関する技術講座 第36回 蛍光指紋による食品の品質評価-偽装検知の可能性-

Detection of Food Fraud by Fluorescence Fingerprint

著者 (2件)： 蔦瑞樹 (農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研) ,  柴田真理朗 (東京海洋大)
資料名： 冷凍  (Refrigeration)
巻： 90  号： 1053  ページ： 525-529  発行年： 2015年07月15日 
JST資料番号： G0176A  ISSN： 0034-3714  CODEN： RITOA8  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 物質に光を照射すると特定の波長の発光現象を示すことがあり,照射を止めると同時に発光も停止する場合を蛍光,物質特有の波長を指紋と呼び,色々の方法で利用されている。本稿では,蛍光指紋の食品の品質評価への適用について述べた。最初に蛍光指紋の計測方法と問題点を説明し,次いで「マンゴーの産地判別」と「そば乾麺におけるそば粉含有割合の推定」の例を示し,その結果から食品偽装の摘発のみならず食品の安全性評価に蛍光指紋が活用できるとした。

シソーラス用語： *光照射 ,  *発光 ,  蛍光 ,  指紋 ,  *食品 ,  *評価 ,  マンゴー ,  鑑別 ,  比率 ,  そば麺 ,  穀粉 ,  犯罪 ,  安全性 ,  品質評価 ,  産地判別 ,  そば粉 ,  食品偽装
準シソーラス用語： 発光現象 ,  蛍光指紋 ,  含有割合

分類 (2件)： 食品の品質  (FJ01040F) ,  計測機器一般  (AD02000X)

引用文献 (13件)：

• C. Yin, H. Li, C. Ding and H. Wang : Food Sci. Technol. Res., 15(1), 27-38 (2009).
• R. D. JiJi, G. A. Cooper and K. S. Booksh : Analytica Chimica Acta, 397, 61-72 (1999).
• 藤田かおり,蔦瑞樹,杉山純一,久城真代,柴田真理朗:日本食品科学工学会誌,58(8),375-381(2011).
• M. Kokawa, S. Ikegami, A. Chiba, H. Koishihara, V. Trivittayasil, M. Tsuta, K. Fujita and J. Sugiyama : Food Sci. Technol. Res., in press.
• J. SádeCká and J. TóThoVá : Czech Journal of Food Sciences, 25, 159 (2007).

タイトルに関連する用語 (6件)： 食品 ,  蛍光 ,  指紋 ,  品質評価 ,  偽装 ,  可能性